ブルベの見学/応援に行って感じた事


スポーツの時に履くシューズにも競技に会わせてシューズがある。自転車だって、そうだよね。まあ、ブルベ専用車なんてリリースされてないから、ブルベライダーの方の自転車を見ると、大概ロードレーサーをベースにキャリア、ライトをつけて参加されている方が多いようです。ロードを買ってから、ブルベなるものを知って、でもそれ専用に自転車を作るなんて金銭的にも場所的にも出来なくてロード1台のみとなると、ロードをベースにするしかないと思われる。
私見なんですが、写真のような自転車(俺のロイヤルノートン号。厳密に言うとカンチなので、正統派スポルティーフではない。)で走る方が長距離(300km以上)を走るブルベでは快適に走れると思うんだけど、見た感じこういった類の自転車は少数派でした。元がツーリストの俺としては、こういう自転車で参加される方にシンパシーを感じてしまいます。
600kmも走る場合なんて、天候が晴天から豪雨に変わるような場合もあるから、フルの泥除けはあった方がいいし、フロントバッグあった方が地図を入れる場所にキューシートも入れられて、風に飛ばされることもないし、手組のホイールならスポーク1本飛んだところで、たいして振れないのでそのまま走り続けられるし、足切りのタイムはあるけど、時間を争う競技じゃないから、シビアなシフトチェンジもないのでWレバーでも無問題でしょう。手元変速に比べたら、機構も単順だからトラブルも少ないよね。
こういった自転車は、絶滅危惧種のように存在自体知られていないと思われるし、自転車雑誌にだってツーリング系でなければ、掲載されていない車種。でも、今から30年ぐらい前はこういう自転車でサイクリングが主流だったんですよね。
メーカーさんも、MTBがブームならMTB、ロードがブームだからロードと、社員抱えて食べていかなきゃイケないので流行り物を追うのはわかる。でも、今ならブルベの人気も高いようなので、過去に発売されたブリジストンアトランティスやユーラシアのスポルティーフのような自転車をブルベ用としてリリースしても売れるような気がするけど、どうなんでしょうかね?いかんせんパイが少ないか。
ちなみに俺が知っている範囲では、ノートン自転車工業さん、深谷産業さんからスポルティーフがリリースされてます。

ノートン自転車工業さんのスポルティーフ
http://www.nortonbike.co.jp/minivelo/supo/supo-m.html

深谷産業さんのスポルティーフ
http://www.fukaya-sangyo.co.jp/item/davos/#2

番外 Wiggleで売っているAudax Bike http://www.wiggle.co.uk/p/cycle/7/Tifosi_CK7_Winter_~_Audax_Bike_2010/5360045765/
(日の出から日没までに200km走れるサイクリストのことをAudaxと言ったそうです。Audaxとはラテン語で大胆なという意味だそうです。)


ブルベに1回も出てないのに偉そうな事かいてスイマセン。
アタック299は別腹なんですが、天邪鬼な自転車海苔なもので、人に決められたコースを走るのが好きじゃないんですよ。だって、走るコースを決めるのって、凄いワクワクするじゃないですか。その楽しみをブルベスタッフに奪われちゃうんですよー(笑)。

でも、知り合いのブルベスタッフが11/7に認定とは関係ない走行会やりますとTwitterで、つぶやいておられたので、リスペクトすべきブルベライダーとの交流を深めたく、コースも地図なんか見ずにわかるコースなので(五日市から松姫峠越えて、鶴峠までの分岐は、俺が先週の日曜日に走ったコースと、ほぼ一緒)参加しようと思います。(受付は9/21から)
実は、走行会とは名ばかりで(笑)、メインタイトルは、「1107埼玉走行会アタック松姫峠」。サブタイトルには、「 食欲の秋に坂いっぱいの走行会。秋川渓谷を通り猿橋からメインディッシュの松姫峠へ。もちろん前菜とデザートもたっぷり。坂のフルコースでお腹いっぱいになってください。」とある。通過する峠は、 二ツ塚峠(往路)、甲武トンネル(往路)、旧甲州街道(犬目宿まで軽い峠並に登る)、松姫峠、鶴峠、田和峠(和田峠じゃないよ)、甲武トンネル(復路)、二ツ塚峠(復路)と、UPDOWNテンコ盛りの山岳走行会なのだ。楽しそう(笑)。写真の自転車で出たいけど距離が200kmもないのと、登りが多いので(クロモリなので重いのよねん)ロードで参加します。オイオイ(笑)。


その楽しい山岳走行会のコース。ざっくりとルートラボで獲得標高を調べてみたが3,500mありました。往復とも甲武トンネルを通過するけど、俺がコース設定するなら、復路に和田峠を経由させて自分で自分にトドメを刺すと思う。(笑)