ラジアル組


現在持っている車輪はみんな手組です。完組も一時期所有していましたが、今はありません。全部ドナドナしてしまいました。
完組を必要とするような場所を走る事が今はなくなったので、いらないんです。完組を必要とするというか完組が有利な場所というのは、サーキットエンデューロとかTTとか平坦のコースのマスドレースですよね。こういうところは、前輪にそんなに負荷がかかるわけじゃないからラジアル組の車輪でOKですよね。というか、完組の前輪はほぼラジアル組だよね。スポーク長が短くて済むから軽量化にもなっているのかと思います。デザインもいいしね。


でも、オイラが好んで走る林道とかブルベとかロングライドの場合、結構、路面状況の悪いところを走る機会が多いです。峠道も多いです。路面に、急に穴ぼこが現れたりするような場所もあったりします。要は昔ながらのツーリングコースになります。
こういうコースは、軽量化なんてものは関係なく(笑)、頑丈で乗り心地がヨイ昔からある手組のホイールが適していると思います。ブルベライダーは結構、手組ホイール愛好者が多いですね。
オイラは現在、ブルベやロングライドの時に履いている36穴手組は、少しぐらいの高さの穴に落ちても大丈夫なようなテンションで組んでくれているそうです。まあ、試してはいないですけどね(笑)。走るフィールドがわかっているから、マングのシンジ店長が、そういうのも見越して、組んでくれています。この辺は、ホイ−ルビルダーさんの経験と技量にかかってくるので、どこの手組でもイイヨとは言えないのが正直なところです。
それに36穴なら、不幸にして1本ぐらい折れたって、なんとかなりますからね。これが本数の少ない完組だと、スポーク折れで、リムが触れてしまい、走行不能になってしまうケースを耳にしますよね。


最近のリムやスポークは剛性があがっているので大丈夫だとは思いますが、激坂を登坂する場合、オイラは前輪に体重を加重して若干左右にこじるような乗り方をして登るんでラジアル組の前輪はイマイチ不安を感じてしまうのであります。比較するにも、ラジアル組の前輪は手元にないので出来ないのが残念なところです(笑)。それから、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、シマノのハブの中には、ラジアル組をしてはいけないハブが取扱説明書に列挙してありますよね。まあ、完組派の人には関係ない事ですが(笑)。

もし、前輪(ラジアル組)の剛性不足で、怖い思いした事があるよ、なんていう人がいたら、レス書いて頂けるとすごい参考になりますのでヨロシクお願いします。

ヒルクラに限ってはカーボンのチューブラーのロープロファイルリムの完組車輪(寒波のハイペロンとかね)が有利だと思うけど、そんな高いのは手が出ないのでDURAハブの32穴OPENPROでヒルクラを走ってます。そのうち、REFLEX(カーボンじゃなくてアルミだけどね)で決戦車輪を作りたいとは思っているんですけどね。


写真は、オイラがロードに乗り始めた頃、見た目のインパクトとUSのサイトで50%オフというのを見つけて個人輸入したEASTON TEMPEST II。もちろん、前輪はラジアル組。平地では、ビュンビュン回っていたなぁ。あまり走らないけど(笑)彩湖を周回するにはいいかもなぁ。