今頃の自転車雑誌って?

friday662012-04-24

自転車雑誌を買わなくなって久しい。
最近は、たまに行く図書館においてある◯◯◯◯◯◯◯◯誌をペラペラとめくるくらい。そういや、今月のサイクルスポーツ誌には、お世話になっているアルホークの御大方々(写真:アルホークの急式さんのFBの写真から拝借させて頂きました)が登場されているとの事なので立ち読みですが拝見させて頂きました。ロングライドの特集ということで愛車も一緒に掲載されてました。手組ホイールは会川さんぐらいだったなぁ。ロングライドならスポークの1本飛んだところで走行不能にならない手組の方がいいとオイラは思ってるんですけどね。なので完走する事が大事なブルベじゃ手組ホイール派はオイラを含めて結構多いのだ。まあ、完組ホイール派の方々も出先でスポークが飛んでリムが振れて走行不能になって泣く事があれば宗旨変えするとは思うけどね(笑)。

話が脱線しちゃいましたね。
図書館で◯◯◯◯◯◯◯◯誌の去年の10月号に掲載されていた編集スタッフ君が自転車クラブのツーリングに同行取材した内容の記事。自転車で行っておいしいもの食べて帰ってくるという普通のサイクリング。内容はいたって普通。
びっくりしたのは、その編集スタッフ君が走り始めて60kmで自転車のヘッドのトラブル発生で同行終了。えっ、ヘッドの組み付け不良とか?ツーリングの出発時に機材の確認は必要だねとか。おいおい、そんなの、書いてる内容がサイクリングを趣味にしている方のブログの内容と変わんないぞ。お金払って買ってそんな記事を読んだ読者はどう思う?

オイラはこう思いました。(まあ、思わない人もいるかもしれないけどね)

1)走りだして60kmでヘッドのトラブル発生なんて走りだした時から発生していたんじゃないのかな?そんなの乗ってすぐにヘッドの異常に気がつくと思うんだけど、何で気がつかなかったのかな?

2)そもそも、仕事で同行取材する自転車なのに完璧に整備された自転車で参加しないのは、どういうことなの?途中でトラブルで走れなくなった自転車で参加しちゃったなんてプロ意識にかけちゃいませんか?

3)最近の自転車雑誌の編集スタッフ君の自転車に対するレベルってこんなもんなの?オイラが高校生の頃に読んでたサイクルスポーツ誌の編集スタッフの方々はメカに精通していて読んでいたオイラはワクワクしたぞ。チェーンリングのドリリングなんてスゲーことするよなぁと思ったもんなぁ。(今は強度の問題でそんなことする人は減ったと思うけどね)

4)そもそも記事は日記じゃないんだから、なんでもかんでも、起きた事を書かなくたっていいと思うよ。こんなマイナスイメージになるような事を書くなよ。隠せよ(笑)。オイラが書くなら、メカトラの件なんか一切書かずに体裁良く何事もなかったような記事で書いちゃうと思うよ。裏を返せば、「この本は、自転車の事を良くわかっていない編集スタッフ君がいる雑誌社が発行している自転車雑誌なんですよ」と、書いてあるようなもんである。ちょっと強引?

作り手側にこういう方がいらっしゃって、ちょっと自転車わかっている人は作り手側のレベルがこんなもんじゃ買う気も起きなく立ち読みで済ませようって気になるわなぁ。雑誌が売れないのがインターネットからの情報がタイムリーに雑誌より安価で手に入るからなんて思っていたけど、どうやら作り手側にも問題があるように感じました。まあ最近の全部の自転車雑誌がこうじゃないとは思いますけどね。ちょいと辛口でした?