スポークが折れた話

先日、荒川CRにて、後輪(手組のOPEN PRO)のスプロケ側から出ているスポークがニップルの根元から折れました。
いやー、乗り過ぎ(笑)+経年劣化による破断のようで、要は寿命でした。自転車に40年近く乗ってるけどスポークが折れたのは初めての事でした。
元々、この手組のOPEN PROは、2008年にヒルクライムのレースでも使えるように作ってくださいとマングローブバイクスのシンジ店長にお願いしたNARUスペシャルの手組の車輪であります。
その頃は、ブルベやるひとなんて変態だし、オイラはそんな変態にもなりたくないしさぁ、それに大体、人が決めたコースを何百キロも走って何が面白いのさぁ?みたいな風に思っていた頃なんですよね。だけど、宗旨変えして(笑)、今年はSRなんぞになっちまいましたけどね。やっぱ自転車乗りはさぁ、峠に行かなきゃだよみたいな志向で、ロングと行っても年に1度のアタック299に参加するぐらいでした。
で、今年になってブルベに参加し始めてから距離感が壊れて、このヒルクラ用のホイールは乗り心地が信じられないくらいに良いので(シンジ店長の魂が入った俺様専用のホイールなんだから、当たり前である)、ヒルクラ用なんて事はすっかり忘れ去られ、哀れなことにこのホイールは、ブルベ、通勤、ロングライドなサイクリングに酷使してしまったわけですよ。(1回のサイクリングで200から300が普通になってしまいましたから)
当然、そんな使用用途になるということは予想外なわけで、そういうことに使用するというのであれば、頑丈な真鍮ニップルで組まれるわけですけど、軽量であるアルミニップルで組んでもらいましたからね。正確には、このNARUスペシャルがどの位走ったかわからないですけど、地球を半周分以上は走ってますよ(笑)。
マングローブバイクスさんに持ち込んで、シンジ店長に修理して頂き、また走れるようにしてもらったけど、当然折れなかった残りの31本のスポークとリムと前輪の方にもなんかしらの経年劣化が起きているわけですから、ハードな状況で使用するブルベで使うのには自重しなきゃならんと思ってます。ハブは78DURAなので、将来的にはハブだけ使いわましてアルミのチューブラーリムでヒルクラレース決戦車輪にしようかなと思ってます。
ちなみに完組だとホイールによっては、スポークが折れた瞬間にテンションが狂いリムもダメになってしまうのがあるそうです。そりゃ、手組と違って少い本数で、スポークにハイテンションが、かかってますからね。まあ、それ以前に折れた時点でリムが振れてホイールが回らなくなって終了ですけどね。とりあえず、オイラはブレーキを最大に開放して乗って帰ってきたけどね。
ロングで使うなら、アルテのハブの方が向いているとの事なので、アルテハブ、真鍮ニップル、32穴リム(OPEN PROにすると思うけどね)で、スポークの太さ、テンションはお任せでシンジ店長にNARUスペシャツ?をお願いしたいところなんだけど予算がね。
しばらくは、シマノの完組のWH-R550が実家に転がっていたから、こいつで繋ごうと思います。手組推進派のオイラなので、WH-R550履いているのを見かけられて宗旨替えしたと思われるのがしゃくだなぁ(笑)。
もし、どなたか、家で使いもしないと思われる眠っているいらないホイールあれば、オイラが練習で乗って、乗りつぶして成仏させてあげますよん(笑)。