少年の頃に憧れたスポルティーフを現在に探してみた


俺が少年の頃といっても高校生ぐらいの時だけど、上の画象のスポルティーフに憧れた。本当はもうちょい濃い青のナショナルのラ スコルサのスポルティーフだったんだけど、画象が見つからないので2番目に憧れていたBSのユーラシアで勘弁してもらおう(笑)。ラ スコルサの綺麗な画象が見つかったら差し替えます。実際に俺が乗っていたのは、この下のランクのナショナルのランディオーネという車種。BSロードマンのナショナル版であるので、60年代産まれの人は乗ったことあるいは、知っているかもね。

西暦2000年を記念して自転車を作った。といっても自分で旧パーツをいろんなところから買って集めて、フレームを買った新所沢にある老舗の谷輪業さんで組んでもらったのがこれ。結構、ユーラシアのスポルティーフに近い雰囲気を出しているでしょ。でもね、スポルティーフを厳密にいうとブレーキはセンタープルなんですよね。だから、俺のは、仮性スポルティーフなんだけど、その辺は多めにみてちょんまげ。もう少し話すと、最初に組んでもらったときは黒のプラガードで組んでもらったんだけど、やっぱ本所のマッドガードがつけたくて変更しちゃったんだけどね。プラガードの頃は、こんなだった。これはこれで、カッコ良かったと自画自賛。SKSブルーメルのプラガードでした。

日本は雨が多いので、やっぱりツーリングとかに行くのがメインならこういう自転車がイイと思う。雨の中を泥ハネあげてロードで走るなんて、したくはないと思う。で、現在、スポルティーフはあるにはあるけど、マイナーな絶滅危惧車種なので、サイスポなどの広告には載ってないのではないかと思います(載ってたら指摘お願いします)。売れ筋じゃないからね。ただ、俺みたいに昔憧れていた自転車がスポルティーフの方が、もしかしたらいるかもしれないので、そういう人の為(笑)というか自分でも興味があるので探してみた。さて、どのくらい見つかるだろうか。

1)DIA-COMPEからリリースされているENE CICLO C-1

センタープルブレーキの真性スポルティーフである。DIA-COMPEという昔からある老舗の会社が、フレームのみだけどスポルティーフをリリースしているのを知った。凄いと思った。今の世の中に、こういう自転車を欲する人はかなり少ないと思われるから、それに応えようとリリースしてくる事に、会社の心意気を感じました。フレームの他に推奨するパーツ(センタープルブレーキ、フロントキャリア、ラージハブ、泥除け、ステム、タイヤ、サドル、etc)もリリースしている。センタープルブレーキ、フロントキャリア、泥除けなんてのは推奨品を使って後は自分の好きなパーツで組む。しかし、現在のデザインのパーツで組むとなるとセンスが難しいだろうね。ヤフオクかなんかで数十年前のパーツセットを入手して組み付けた方が似合うかもね。だから、DIA-COMPEもセンスのヨイ部品が供給できないから完成車としてリリースしないのかもしれないね。
http://www.diacompe.co.jp/freepage_80_1.html

ここからは、ガード付きで黒森ホライゾンタルフレームでキャリパーブレーキ、フロントキャリア付きの完成車をあげていきます。俺のはカンチだから、カンチは今回除外します。だって、既に持ってるからね。ダボ付きでガードなしも結構あるから、これも除外(笑)。

2)ノートン自転車工業株ロイヤルノートンのスポルティーフ。残念な事にロゴがシンプルになっちまったね。
http://www.nortonbike.co.jp/minivelo/supo/supo-m.html

3)アラヤのスポルティーフ。ヘッド部分が白い胴抜きというのは、カッコいいね。
http://www.araya-kk.co.jp/bicycle/2010/12_EXS/index.htm

国産メーカー品はこれぐらいかな。
この辺からは、もうガードがついたロードレーサーみたいなもんだけど、スポルティーフというより英国のクラブモデルという感じかな?というより俺の好きなタイプ(笑)。フロントキャリアなしです。

4)CHARGEのJUICER HI。Wiggleで取り扱ってますよん。

5)Enigma EOS これは文句無しに、カッコイイ。

ロードでのツーリングもいいけど、こういう泥除け付きの細身のパイプの鉄の自転車は風景にも良く溶け込むので、ツーリングがメインの人にはいいカモしれないよ。来年は、自分のスポルティーフを引っ張り出して乗るようにしようかな。ただね、ガードを分割式にしてないから、輪行には向いてないのよね。なので、輪行となるとポケロケやロードで出撃してしまう俺なのである。ありゃ、本末転倒になっちゃったヨ(笑)。