デュアスロン雑感

体重が落ちてきて、実は走って見たかった。でも、そう思うだけで、なかなか走れなかった。そんなおり、面識のある自転車乗りのきーじぇいさんのBLOGにて、誰かデュアスロン参加しませんか?との告知。内容を見れば、大会は2月、場所は立川、エントリー代は3,000円と安く、距離もRUN2km+BIKE10km+RUN2kmと、ちょっとRUNを走れば走れそうな距離であった。15年ぐらい前には、今よりも重い体重で10kmのロードレースに出た経験も何度かある。まあ、その頃のタイムは1時間を切るぐらいだったかな?
ということで、きーじゃいさんには、申し訳ないが走れる自信が出来たら申し込みしますという返事。(後に正式参加を伝えました)ということで、始動は1/4にしようと思ったが、きーじぇいさんが早く始動したのに危機感(笑)を覚え、なんと普段の正月では、絶対にありえない1/3の夜から、走り始めた。といってもジョグに近い。おかげさんで最初のうちは、体重も軽いのか(笑)調子良く3週間が経過した。体重も落ちてるし、タイムも良くなっている。うーん、こりゃいけるよなと思い、エントリーを確定した。その後、調子に乗って練習したせいだろう、右ひざの下のあたりを痛めてしまった。それで、思うように走れなくなり、かといって走らないと体重は増えちゃうしということで、歩いたり、プールで泳いだり(一回だけどね)レースの3日前から走ることは放棄した。当日に痛い目にあうより、走らないで起こる不安を押さえることを選んで当日を向かえた。
当日は、真冬だというのに、春のような陽気でした。これに助けられた気もする。それに、一緒に走る自転車乗りの仲間もいた。
初めてのデュアスロン。いよいよ第1RUNである。ピストルが鳴る。みんな早いっ!ここで、ペースを崩すと、おしまいになると思い、セーブしてマイペースで最初の2kmを走る。幸い、右ひざもまだ、大丈夫。タイムも10分を切っている。ここから得意(笑)のBIKEパート。慣れないトランジット作業に戸惑いながらもコースに出る。先行した仲間を探すが目に入らない。目に入るのは先に走っていったキッズクラスの子供たち。ドラフティング禁止なので、ちゃんと右側を声をかけて追い抜いていく。ついでに声援もかけてあげた。ビギナー部門の選手を何人かパスしたが、先行した仲間の自転車を見ることはなかった(笑)。所詮10kmのBIKEパートで距離を縮める事は容易ではないようだ。後で聞いたら、俺よりAVEが3km上だった。追いつけるわけがないね。第2RUNは、第1RUNのフラットなコースとは違う。ちょっとしたアップダウンが2kmで4回もある。RUN+BIKEの後のアップダウンはキツイ。経験した人しか、このきつさはわからないだろう。もう、メロメロ、ヘロヘロである。慣れない給水でスポーツドリンクをほとんどロングパンツにこぼしてしまって気持ち悪いこと、この上ない。やはり走りながらの給水も練習が必要だね。手もベトベトになってしまった。このぐらいの距離なら給水するんじゃなかったと後悔してしまった。折か返しコースなので、仲間とすれ違う。お互い声を掛け合いエールを送る。こういうのって力が沸いてくるね。ありがたいものだ。それでもレースには終わりが来る。必死の思いでゴールを目指した。最後のゴールエリアでは、力を出し切るかのごとくスパートをかけたつもり(笑)。右ひざはなんとか持ちました。往生際が悪くてサポーターつけたりしちゃた。
デュアスロンは、疲れたけど、楽しかった。うーん、口や文章にするのは難しい。ヒルクライムとは、また違った達成感である。自転車レースと違い集団で走ることはない。完全に個の力だけで走るのである。自転車でのレースもいいが、こういった異種の競技に参加することは、幅が広がって良い事なのではないかと思った。自転車だけに固執する事もないよね。
さて、次のターゲットは4月のツール・ド・草津です。初めての草津です。温泉もあるので、楽しみなり(笑)。

画像は、コースと高低図です。BIKEのみです(笑)。コースは2周しており、高低図の横軸は10kmになります。
コース(BIKEパートのみです。2周してます。1周は5kmです。)

高低図(周回コースで2週してます。アップダウンが微妙(笑)。横軸の距離は10kmです。)