メタボリックシンドローム

「太り過ぎると体に良くない」という話が「メタボリックシンドローム」という言葉に置き換えられ、最近に耳にするようになってきた。
内臓脂肪型の肥満に高血圧、高脂血症高血糖が加わった状態で、このまま放置し続けると脳卒中心筋梗塞、糖尿病などの生活習慣病になりやすいというのだ。だから、このような状態の人は食生活を改善し、運動し、たばこも止めて、将来病気になる危険性を減らそうということのようである。
現在のメタボリックシンドローム診断基準は以下の通り
エスト周囲径 男性85cm以上 女性90cm以上
プラス 次の3項目のうち2項目以上に該当
1)血中脂質 ●中性脂肪(TG)値 150mg/dl以上 ●HDLコレステロール値 40mg/dl未満
2)血圧   ●収縮期血圧値 130mmHg以上  ●拡張期血圧値 85mmHg以上
3)血糖   ●空腹時血糖値 110mg/dl以上
ちなみに2年前の俺であれば、ウエストは82cm前後、血圧は余裕で該当、その他も一歩手前のところまで
きているので、イーシャンテンぐらいなもんですね。まあ、この基準が適切なものかどうかは、検証する為のデータがないので実際のところわからないらしい。とは、いっても、これにあてはまらないのがいいには決まっている。
メタボリックシンドロームも自転車に乗れば、俺のように改善されると思う。薬に頼って数値を下げるのも、運動が出来ない人には一つの手段でもある。それだと、今後、死ぬまで飲み続けなければならない。薬が効いて飲むのを止めると元に戻るわけである。原因が改善されてなければ当然の事である。それに薬も副作用もあるかもしれないしね。
運動できる人なら、運動して、ある程度の飲食も節制して体質を改善できるなら、それに越したことはないと思う。
第一、メタボリックシンドロームの自転車乗りなんてカッコ悪くていけない。事実、2年前の俺は高尿酸値症の自転車乗りだったからね、これは、相当にカッコ悪かったと今でも自分で思っている。ちなみに高尿酸値症と痛風の違いは、医者に言われたのは、痛みが伴わないだけらしい。プリン体が良くないらしいが、ビールには多く含まれているんですよね。一時期、俺はビールを最初の一杯だけ飲み、後は芋焼酎のお湯割を飲んでいた。馬鹿である。飲むのを止めなければいけないのに麻痺していたのである。まあ、今だから、書ける話でもあるけどね。