マッドフラップの効能

先々週の雨中ブルベの時に、泥よけをつけて走りました。参加者のうち、かなりな人がつけていたと思います。中には、つけてなくて、背中に一本線の汚れをつけている人も見受けられました。
オダックス埼玉のサイトには、泥よけ装着推奨と書いてあります。参加している方は、ちゃんと目を通しているかと思いますが、泥よけを着けていないと、泥はねにより水をかぶる事になり腰が冷えますよと、親切にアドバイスしてくれています。雨中ランを泥よけなしで経験した事のある人は、わかると思うけど、予想以上に路面からのタイヤの巻き上げによる水の跳ね返りが多いですよね。


前輪の方ですが泥よけをつけてはいても、路面までの距離が長いとかで、跳ねあげた水をガードしきれていない場合、シューズも影響を受けます。ソックスなんかも雨の中走るとシューズカバーを着けていないと真っ黒になりますよね。


マッドフラップというのがあります。ランドナーのようなツーリング車には定番のマッドフラップ。写真、左のやつです。こういう皮のタイプがツーリング車には定番となっています。前輪の泥よけの端に着けます。
そして、このマッドフラップがあるとなしじゃ、大違い。雨中ランの時、このマッドフラップは、タイヤからの巻き上げる水をキャッチしてくれるので、シューズ、ダウンチューブ辺りは影響を受けません。もちろん、上から降ってくる雨は防げないですけどね。水たまりの中を走らなければならない時も、効果絶大です。ロードには縁のない部品なので、ご存じない方も多いかと思います。


最初に戻りますが、今回、オイラが着けていた泥よけは、このマッドフラップがあるタイプです。写真、右のやつです。シューズが巻き上げ水の影響を受けなかったので、結構な時間、水の侵入を防げていたかと思います。スタッフさんに聞いた話では、長時間におよぶ雨中ランによりシューズ内の溜まった水によって足がむくんで、痛くて走れなくなりDNFした方もいたと聞いています。そうなると、こういった装備で、完走、DNFの分かれ目になるなんてことにもなるかもですね。