アタック奥利根完走 雑感

本年度2回目のブルベ。3月のアタック愛鷹も、走り始めは霧雨みたいな感じで、走り出しの3時間ぐらい路面はウェットコンディションだった。今回は梅雨のまっただ中の開催だから雨はしょうがないねぇ。エントリーされた方も、それは予想されていたかと思います。雨を予想していない人がいたら、日本に何年住んでんの?と聞きたくなりますよね(笑)。
去年の5月末に千葉600を小径のポケットロケットで約36時間雨中ランを経験した強みで、ロードで400の雨中ランなど児戯にも等しいわけなんだけどと強がりを書いておこう(笑)。なんてったって、雨に強いマングッ子であるからね。今回、マングッ子のトミナガさん、ヒラバヤシさんも無事完走しているので、雨に強いマングッ子と評判がたっていけばいいと思います(笑)。実際のところ、降ったり止んだりで、考えようによってはピーカンの下を走るよりは、体には優しかったのかもしれない。雨中で走るのは、こういうポジティブな考えを持つと割りと楽に走れるわけですネ。
ブログにも書いているけど、2週間前にコースのスタートから約155㎞先の奈良俣ダムの分岐点までは、ダムカード集めと下見を兼ねていたので、走る時間の計算は出来ていた。ただ、この日は曇りなのと本番は雨だったので、雨具の脱着とかあって、予定通りの時間とはならなかった。道の駅 水上町水紀行館(スタートから132.3㎞地点)には、スタートしてから6時間後の12時を予定していた。OverAllAve22㎞/h以上で走っていれば到着出来たのだが沼田辺りで計算すると到着出来ない事がわかったので、この時点で30分遅れに変更して、後閑駅そばのセブンイレブンでしっかり小休憩をいれて補給タイムとしました。結局、道の駅には12時20分に到着して通過証明である道の駅においてあるスタンプを押してすぐにスタート。道の駅には3分ぐらいしかいなかったと思う。
坤六峠が実に遠く感じた。数えてないけど、ところどころで片側通行の場所があり、若干ペースを乱されたところもある。まあ、逆に赤信号で強制的に停止で休んだというのもあったけどね。実際、タイミング悪く、赤に変わってしまって2分半も信号待ちとなったことがあった。しかし、漕ぎ続ければ、いつかは峠を越えられるわけで(笑)、12時20分過ぎに道の駅をスタートして、坤六峠を通過したのは15時5分と約1時間45分もかかってしまった。ただ、予定では12時に道の駅、14時に坤六峠だったので、逆にここで15分短縮したことになるんだけどね。
坤六峠とボスキャラの金精峠との中間点でもあり最終コンビニがある鎌田には1時間かからず下れて、ここからも約2時間のヒルクライムとなった。コンビニで給水を忘れて、丸沼高原の手前で空になってしまった。丸沼高原で水がくめるのは知っていたので、とりあえず丸沼高原で休憩することにした。(一昨年、日光側から金精峠を下った時に、丸沼高原によって水が補給できるのを知ったいた)一応、クライマー出身のつもりではあるので(ツーリスト出身でもあるけどね(笑))ヒルクライムの途中で休憩するなんて、カッチョ悪いんだけど、水が切れた事を言い訳にしっかり休憩する事にした。幸い、霧が出ていて、道路からオイラの姿は見えないしね(笑)。
ここで、息を吹き返し、金精峠をクリア。金精トンネル到着時間は18時13分。正直、オイラの今回のブルベのゴールはここである。残りは後、下るだけの190㎞だから眠くならなければ帰り着ける距離である、しかもクローズまで約15時間もある。
本来の予定は、ここを17時に通過する予定だったんだけど、まあ、これぐらいは雨だからしょうがないかな?なんて思っちゃいけないのである。7時スタートの黒澤さんは、15時過ぎにはここを通過したらしく、23時半にはゴールしていたというから、雨で遅いなんて理由は書けなくなっちゃたのである(笑)。この後は、日光の温泉につかって、のんびり走って、途中で仮眠もして帰ってきたわけである。


今回のブルベは本番で遊ぶという事が実践できたようである。
まあ自画自賛するわけじゃないけど、地道に今年の頭からUPDOWN錬とか2週間前に下見していたから楽しめたのだと思う。金精峠までのコースは普段から走っている人じゃないと厳しいコースだったと思います。


コースを設定してくれた、オダックス埼玉 清水班スタッフの柳沢さんには、「素敵なコースをありがとうございました」と礼を述べたいと思います。次の山岳ブルベはスーパーアタッククリスタル(こちらも柳沢さんが担当)を予定しているので、こちらも、今回同様、本番で遊べるくらいの余裕があればなと思う。