アタック奥利根完走 その4 PC1まで


先ほどの坤六峠よりは、道が国道なのと、今までに2回登った事のある道なので、視界は悪いけど、多少は余裕を持って下れました。湯の湖あたりまで降りてくると、視界もクリア、路面もドライになったので、ぶっ飛ばしまします。頭の中は、温泉、温泉なのだ。戦場ヶ原をクリアして、中禅寺湖湖畔を通過。もう、18時半を回ったこのあたりは、車も人も少なく実に自転車には走りやすい。
最後の鬼門。いろは坂に到着。ここから九十九折のカーブを下ります。この道を自転車で下るのは初めて。下っている最中に完全に暗くなりました。なんとか最後の「ん」の文字のカーブの看板の前には19時10分。本当は、もっと明るいうちに下りたかったけど、まあ、ヨシとしておきましょう。
ここからは、緩い下りの直線です。36穴手組ホイールがビタっと安定した走りでオイラをサポートしてくれます。うーん、この車輪にしてヨカッター!ブルベで使うのに、これ以外の車輪なんて考えられないなぁ。
日光の温泉の予定は、日光の街中を過ぎた日光温泉を予定していたんだけど、営業時間が21時までなので、予定変更して清滝の交差点から約1.3km離れた、やしおの湯に変更。清滝で左折して高速の下をくぐり橋を渡って19時半前に待望の温泉に到着。地図を見たら、この先の道を進むと滝ヶ原峠に行くのね。あれっ、滝ヶ原峠ってシン3達がフレッシュで登った峠じゃない。さすがに今回の主催者も坤六峠、金精峠を越えた後に3発目は入れなかったのね。あっ、入れたらスーパーアタックになっているか(笑)。
温泉につかり足をマッサージしたり、湯船で正座して太もも部分をストレッチしたり(キムタクさんがコンサートの時にホテルの風呂で実践しているとスマスマで話をしてました)、ジャグジーにつかったりと、温泉を楽しむ。温泉を出た後は、扇風機をちょっと借りてジャージを乾かします。今まで着ていた長袖インナーは雨でびしょびしょなのでサドルバッグに突っ込んでおいたインナーTシャツとアームカバーです。半袖のままレインジャケットを着ると汗でひっつくからね。で、このインナーTシャツは2008年に龍勢ヒルクライムに参加した時にもらったリュウゴンという龍勢ゆるキャラが描かれたTシャツなんだけど、夏場に着ると暑いので春秋にインナーにするとちょうど良い代物なのである(笑)。
タイツとリュウゴンTシャツの格好で休憩室に行って30分程度横になります。眠れはしなかったけど畳の上で横になって休むなんて今までブルベを走っているけど初めての経験でなんかうれしい。とは、いっても仮眠が必要と思われる400以上のブルベは今回で3度目だけどね。オイラは、400、600のブルベは、やはり距離が長く危険も伴うと思っているので、年にそれそれ1回参加すれば、お腹いっぱいと思っているんですよね。この考えも、もしかしたら変わるかもしれないけど今のところはこんな感じかな。今は、当日に余裕で帰ってこれる300が一番いいかな?20時45分まで横になり脱衣所に戻って支度します。うまい具合に雨は降っていないのである。
閉館時間ギリギリの21時までいてPC1に向かって出発です。スタートから15時間も経過しているのに、まだPC1も通過していないって、ある意味スゴイブルベだよね(笑)。とりあえず日光のシンボルである神橋をカメラに収めます。うーん、夜なのでうまく撮影出来ず何回も撮り直し。日光駅に向かって緩やかな坂を下っていきます。駅まで行くと行き過ぎなので信号のところではスピードを緩め、駅手前の松原町にある信号を左折して大谷川にかかる橋の手前を右折して川沿いのゆるやかな下り坂を楽しみます。こちらも、また走りやすい道です。国道から1本外れているのに国道のような立派な道。朝のブリーフィングでリュウさんが塩野室方面に曲がるんだよと注意していたのを思い出す。途中、左手にガストがあってロードが駐輪しているのが見えた。多分、ここでちゃんと補給しているんでしょうね。オイラも真似すりゃ良かったかな。
塩野室に向かう県道62号に入ると、途端に寂しい道になりました。ちょいと心細くなったりね。暗い道を走るとやっと左手にPC1のファミマが見えてきた。21時50分に到着すると、あれっ、またしても、はらぽんさんに遭遇したよ。