加藤五十六さんの本「肥満自転車」

friday662012-03-14

先日、図書館で読ませて頂きました。
著者の加藤五十六さんとは、10年ぐらい前の荒川を走る自転車のオフ会でお会いしただけでしたが、「肥満自転車」というタイトルの本を書かれてました。職業は内科のお医者さんです。本のカバー、挿絵は、加藤直之画伯でオイラが何回か小径自転車でお寺巡りをご一緒させて頂いた事があります。奇しくもW加藤さんであります(笑)。
本の内容は、加藤さんが体重100kgぐらいあった頃の話がメインに書かれてます。ダイエット本ではありません。現在、出版されている自転車本のなかで、こうしたファットマン向けの本はなかったかと思います。ちなみに、オイラも167cmで75kgぐらいまであったことがあるので、書いてある内容はそうだよなぁ思う内容もありました。のっけから、MTBの油圧DISKが下山中に効かなくなるというトラブルのお話で、オイラを引き込んでくれましたヨ(笑)。
オイラの日記を読んでくれてる方は、自転車を愛してたくさん乗っている方が多いので、該当する人はいないと思うけど、身の回りにそのような方がいたら、読むことをオススメしてみてくださいナ。
本を最後まで読んで行くと、加藤さんは、70kgまで落ちてスペシャのカーボンロードを乗り回すまでになっちゃてましたけどね(笑)。体重が落ちたことに関しては、触れてないんだけど、それ書いたらダイエット本になっちまうから、いいのか(笑)。自転車にたくさん乗れば体重落ちるのは、みなさんわかっているからね。(あんまり乗り過ぎると、手抜き運転覚えて、カロリー消費しなくなっちゃうんだけどね(笑))
読んでいて、一番オイラが笑ってしまったのは、体重とはまったく関係なく、ランドナー乗りでもあった加藤さんが皮サドルにカビを発生させてしまい、同じカビだから、水虫の薬が効くだろうと判断して、皮サドルの裏面に塗りまくってカビを撃退したそうである。この辺は、さすがお医者さんだと思いました。