仮性10Sからほぼ真性10Sへ



去年の今頃、手組ホイールを2台のロードで共用したくて、9SだったTREK1400Dを10Sにしました。
中古で買った2005年モデルは105の最終9S仕様でした。9Sなので改造コマンドシフターでギアをドライブ出来るから速攻でコマンドシフターをつけて乗ってました。スプロケを交換すりゃ、いいんだけど、面倒くさがり屋なので、コマンドを捨てました。(本当に捨てたわけじゃないよ(笑)。秘蔵パーツにまわしただけ。フリマで馬鹿高値をつけて並べておきましたが。)フリクションで、コマンドで10S使っている人いるのだろうか?インデックスに慣れてるから、いまさらガリガリするシフトはね(笑)。
去年9Sから10Sに変更した時には、10SのSTIブレーキレバー、チェーンを交換。予算の都合でオクタルリンクのクランクセットはそのまま流用。前歯なんだけど、厚さが0.5mm違うそうだ。9Sと10Sのダウンコンパチにはなっているそうだが、アップコンパチには対応していない。普通に乗る分には、何の問題もないんです。でも、逆回しに回すと簡単にチェーンが外れてしまいます。バイクラックにかけておいて、注意してチェーンにテンションかけて降ろさないと120%でチェーンが外れます。なので、いつもチェーンを戻す為に手袋がBentoBoxの中に常備されています。ゴッドハンドのシンジ店長を持ってしても、これは無理なのです。要は、ホローテック2のクランクにすりゃ、いいのである。
シマノさんのパーツのモデルチェンジが俺が思うにや、早過ぎるので(笑)、俺の欲しいのは現行のラインナップから消えている。デザイン的に我慢できるというか(笑)、好きなのは、DURAは78系、アルテは66系、105は56系までなので、そのまま継続してしばらくは、いつでもどこでも買えるのを希望したいけど、メーカーさんの意向はそういうわけにはいかないので、どんどんモデルチェンジしていくわけですよね。自転車屋さんによっては、78DURAは新品で手に入るそうです。マングさんがそうなんだそうです。
こういう時に、過去数年分、ストックしているタキザワさんのカタログは役に立つね。なので、年が変わったからといって数年分は手元においといた方が役に立つね。まあ、常に新しいパーツに興味がある人には無関係な話だけどね。でも、105なんかは、57になって値段が安くなったから、こういうのは、歓迎すべき点なのかもね。それから、シフターワイヤーが横から出なくなったのもいいかもね。俺にしてみりゃ、横から出るワイヤーにキューシートを洗濯バサミで挟むので、ワイヤーが出ている方が便利なんだけどな(笑)。
で、予算も出来てきて、型落ちの商品を店で探すよりサイクリーの方があるんじゃないかと思い眺めていたら、105のホローテック2が53-39 170cmで、オクタルリンクと同じ仕様で、ほぼ新品同様で出ていたので速攻ゲット。現行パーツにあまり興味のなり俺には、サイクリーは、値段が高い点があるけど、そこそこ助かる時があるね。ところが、シンジ店長が気がついてくれたけど、ほぼ新品ということで確認しなかったんだけど、インナーのギア板が裏表逆についてました。SHIMANOの刻印が見えなかったんよね。取り付け位置もずれてました。当然、変速性能にも影響してくるわけで、歯の先の断面は二等辺三角形じゃないんだよね。なので、みなさんも中古部品で新品同様でも、組み付けの向きがある部品なら確認した方がいいですね。オクタルリンクからホローテック2になったので、BBが新たに必要になります。マングのシンジ店長に聞いたら、純正のシマノのBBがお薦めでグレード間の格差はそんなにないんだけど、どうせならDURA79にしときやということで、TREK1400Dで唯一のDURAパーツがBBとなった次第である。シンジ教の信者の俺としては、シンジ店長のアドバイスは素直に受け入れるのである。
クランクも変わった事に伴い、シンジ店長からFDも交換した方がいいよんとの事なので、何にするかなやんだけど、78DURAのFDの性能が良いのは知っているので、こちらは新品が手に入るので78DURAにしました。2005年モデルのTREK1400なのですが、2点の部品のDURAを装着してしまいました。ちょいと豪華で満足(笑)。
ついでに、他も見てもらったら、チェーンが伸び伸びなので交換。プーリーもあかんよということで交換。いやー駆動系がこんだけ変わって、軽くなりビックリしたよ。サボって掃除しとかなかったから余計です。マメに掃除しなきゃいかんなと反省。バーテープも新しいのに交換。赤から黒にしました。やっぱ、汚れが目立たなくていい(笑)。

これで、1年間仮性10SだったTREK1400Dがほぼ真性10Sになった。(完全真性にするにはRDを10Sだけど、これは9SのRDでいいみたいね)