初300雑感

friday662011-03-01

初の300(BRM226埼玉300アタック宇都宮)なので、箇条書きで書いたけど、雑感にまとめてみました。重複箇所あってすいません。

2007年にプライベートで300km/1dayは走っているので距離感はあるけど、久しぶりなので緊張感とワクワク感が高まって参加してきました。
今回は、久しぶりのカーサイで参加。前回の千葉で、待ち時間で寒い思いをしたので車でGO。ブリーフィングが前回の千葉で5分だったので、それで見積もったら大誤算。8割コースはわかるし、先週157.6km地点から273.4kmまで試走しているから、参加しないで準備すればよかったのだけど、そういうわけにもいかないのでしっかり聞き終わって、準備したらスタートが10分遅れた。でも、7時組のもぐさんが6時受付に現れたので、光栄にもお見送りしてもらえた。車で行く時は、受付時間のオンタイムに行ったほうが良さそうだね。
レシートの写真を見てもらえると以外に少ないと思われるが、走行中に補給食を採りまかなっていた。ロングでは燃費がイイ方ではないので、食べないとダメ。PCでハイオク満タンにするよりは、自分の腹具合を自分で相談しながら終始腹4分目から8分目までの間で走る。これはアタック299の経験とみのさんからのアドバイス。カッコよく言うとエネルギーマネジメント。これをやらないとハンガーノックを起こす。かのランスもツールのレース本番で補給に失敗して失速している。
出遅れスタートで先行者を追いかけ県道30号の越生付近で追いつく。出遅れスタートのおかげで、狭い高麗川から毛呂エリアを単独走りしたのは、逆にドライバーにストレスを与えない走りが出来てヨカッタのかも。比企丘陵あたりから、向かい風の影響を受ける。小前田駅付近で初対面の若者のタカトリさんを捕獲できたのはうれしい。ONIXに赤ラベルのブンプロを履く渋い若者。254に出たあたりから、交代で牽く事を提案して2人旅。1ヶ月前のポケロケでブルベ風錬した時は辛かった。小径で向かい風はキツイ。しかし、そういうキツイ練習の経験があるから、ロードで2人旅は天国みたいなもん。タカトリさんは年寄り思いなのか(笑)、余計に牽いてくれる。神流川を越えてからは先頭でPC1までタカトリさんを牽いて到着。
スニッカーズを100均で買えば100円で買えるのにワザワザ120円で買うという、ある意味大人買いをしてウインドブレーカーをサドルバッグに突っ込んで単独で再スタート。上飯島のあたりで、MERLIN CYRENEを駆るブルベライダーkoyama女史に追いつく。こちらも初対面。このバイクは過去に代理店のアレッセコーポレーションさんに行った時に展示してあるのを見た事があるだけ。俺にとってCYRENEは工芸品のようなバイクという認識。まさかブルベで出会うとは。俺なら、このバイクで飾って置くだけで何杯でも酒が飲めるなぁ(笑)。この辺りから、強い西風の恩恵を受けてありえないスピードで走れた。で、先行して自分比でカッ飛んでいっても、koyama女史が後ろから離れず。2、3回カッ飛んで先行しても離れない。カンパのハブなので後ろから空転時に音がするのがプレッシャーに感じできたので(笑)、一緒に行ってもらったほうが良いと切り替えそこからランデブー走行。
途中、先頭を変わってもらい後ろから眺めていて気がついた。凄い安定したしっかりしたライディングで惚れ惚れした。ハンドルも安全なところでは常に下ハンで走っている。ところどころで、平地でもダンシングをかまして脚をリフレッシュさせている。ロングライドに適した走りをされてました。美田中学のところから北上して農道に入るところでkoyama女史に先頭をお願いし、途中で男性数名を余裕でパスしていくので必死に追いついていく。PC2の20kmぐらい手前で俺の水が切れたのでコンビニに離脱。このまま水なしでkoyama女史についていったら体が持たないのでkoyama女史とお別れ。(でもPC2で追いつけました)さすがにPC1からPC2まで100km以上あるので無停車はキツイと思ったけど、koyama女史はフロントバッグにたくさん補給食を詰め込んいるみたいで、常に補給してスタミナが切れずに走っている感じでした。走りこんでますよねと聞いたら、今年PBPに出る友人にいつも引きずりまわされているそうです(笑)。納得。そんな人を千切ろうとした馬鹿な俺であった(笑)。
PC2からPC3へ向う時に、koyama女史にもう前半戦みたいなスピードは出せそうもないので行くのなら先行っちゃってくださいと告げたけど、koyama女史も一緒に行きますとのことなので、ここからは男らしくPC3までは全牽きをしました。走行距離が200kmを越える時にGPSで走行タイムを見たら8時間50分。まあ、こんなもんだよね。16時を過ぎたところで、途中のコンビニで防寒着を着込む為に停車して、ついでにフライドチキンとアンパンの補給をする。この時にkoyama女史はフロントバックから自前のおにぎりやパンで補給されてました。うーん、やはり補給食入れようにフロントバッグはあった方がいいよねぇ。でもロードにフロントバッグは嫌いなんだよね(笑)。美意識の問題なんだけどね。そういや、クニリンさんももぐさんもモンベルのやつ装着してたよなぁ。次回はライトに干渉しないように工夫してつけるかな?熊谷を抜けて荒川を越える頃には日没で18時くらい。koyama女史のフロントライトが異常に明るいです(笑)。値段もイイ値段するそうです。ブルベでナイトセクションになるといつも前を走らさせるそうです。何しろ、後ろにつかれると前の人の黒い影が路面に出てライトの明るさがスポイルされてしまうわけである。ここで、koyama女史にPC3からの比企丘陵はさらに暗くなるので県道30号までの前牽きをお願いする。
PC3で最後の休憩を終えてゴールに向う。この時点で、結構脚にキテいたので、泣きそうになりながら(笑)koyama女史を追いかけます。登りで離されても、下りのシンジ店長の魔法の手組ホイール(笑)で、ダウンヒルポジションにして体重を利用し加速して追いつきます。これは脚を休めて前走者に追いつけるので楽チン。この下り楽チン方式で、丘陵エリアをクリアして県道30号に到着する。ここからは、高麗川までさらに丘越え3連発がある。さきほどよりはきついので、koyama女史に千切れたら先に言ってくださいと言うも、ここまで走ったのだから一緒にゴールしましょうと暖かい言葉をかけて頂いたので、甘えてついていく事に。それでもkoyama女史は飛ばします(笑)。なんとか千切れないように走り下りで追いつくというパターンで2つの丘を越えたところで先行している参加者2名に追いついた。そこから県道30号から離脱するまでは、かなりのゆっくり目のペースとなり最後の病院横の丘も越えるも脚を充分休める事が出来て回復できた。これも、みのさんからのアドバイスにあった走りながら休む方法だね。県道30号から離れるとゴールまで約6km。ここから最後の丘陵エリアとなり坂が始まる。ここで2番手のFOCUS CAYO氏が加速して抜け出したのでkoyama女史と追走します。かなり脚が回復し回るようになってきた。最後のダウンでブーストアップ。加速して2人を抜いて前に出て最後の坂を駆け上がって終了。信号待ちで、後からきた2人に、すいません、脚があまってきたので、最後に力を吐き出して大人気なく抜いてしまった非礼を詫びて後ろに下がります(笑)。
最後は仲良く3人で14時間21分でゴールしました。いやー、楽しかった。目標の14時間半を切れたので満足。クローズドのコースでなく、信号待ちや踏み切りや休憩がありファストランでもなくタイムレースじゃないのでタイムに意味はなけど、走る上でのモチベーションとして目標タイムを持って走るのと走らないのでは全然違うしね。ちなみにGPSで確認したところMovingTimeは12時間14分でした。ゴールして、koyama女史とFOCUS CAYO氏にお礼をいう。特にkoyama女史には最後のパートではお世話になったので、念入りに。それから、良く回るホイールのおかげで最後のパートも下りで脚が回復できたのが物を言う。今回の参加車両は2年前に中古で買った程度のイイTREK1400D(2005年モデル)で、シンジ店長にOHしてもらったポケロケを乗ってからは、どこの誰が組んだかわかんないような自転車に乗るのは嫌なので、店で買って一度もまたがることなく、そのまま信頼を寄せているマングローブ・バイクスさんに持ち込んでシンジ店長に全バラして組み直してもらい、ホイールはNARUスペシャルの手組である。シンジ店長に無事完走をメールで報告したら、自転車屋として当たり前の事をしているという返事が返ってきました。俺は、自転車屋としては、当たり前と思っている手組ホイールの1本も組めない自転車屋が多い現在なので、こういうメールの返信には、グッと来た。俺は、良い自転車屋さんと知り合って、良い自転車に乗って走れたなぁと幸せに思う。
自転車をバラして、車に積み込んで、もぐさんを待つことに。21時前にもぐさん帰着。もぐさんは14時間切りだって。速ーい。PC2からPC3に向う途中ですれ違った時に、追いつくの無理だと思ったらしい。頼みの綱は、俺がラーメン休憩するのを願っていたそうだが(笑)。さすがに、もぐさんから1時間アドバンテージもらっていて、追いつかれたらショックだからね(笑)。こちらも気合い入れて逃げ切りました。公式記録では、もちろん、もぐさんの方が速いです。もぐさんとストーブ脇でホットコーヒーのみながら、まったりとしながら過ごします。まわりの方々も自転車好きだから自転車の話はことかかなく、自転車の話もはずみます。21時半過ぎに、PC1まで一緒だったタカトリさんが無事帰着。改めてお礼をいいます。
22時になり、スタッフの方々にお礼を述べて撤収致しました。ありがとうございました。とても楽しいブルベでした。