しまなみ街道ステージ (2001/09/21 金曜日 ツーリング8日目)

今治にて

しまなみ街道の入り口(今治側)

来島海峡大橋にて

多々羅大橋をバッグに

国道317号の上で(広島県内)

恐竜発見!!

尾道コレクション その1

尾道コレクション その2

尾道コレクション その3

尾道コレクション その4

尾道コレクション その5

北条(7:00)->今治(9:00)->尾道(15:30)
いよいよ今日が、俺の旅のラストランである。(次の日、ちょっと走るけどね)
天候は、日曜日から晴天が続いていたが、金曜の今日は、あいにくの曇り空。朝7時に、ペアレントさんに見送られて、北条水軍YHを後にする。今回は、時間を節約する為、YHでは朝食を採らなかった。コンビニで、おにぎりを購入して、途中で、海を見ながらの朝食とした。現金の持ち合わせが、心細くなった来たので、今治まで行って、お金をおろすことにした。今治駅には、8時半頃に到着した。駅構内で、うどん屋がやっていたので、きつねうどんを食べることにした。もちもちっとしていて、おいしゅうございました。
8時45分を過ぎたので、銀行を探して、今治の繁華街に出る。銀行はすぐに見つかり、お金を引き出してから、しまなみ海道を目指すこととする。来島海峡大橋の自転車の入り口は、サイクリングターミナルサンライズ糸山の近くであることを昨晩チェックしていたが、今治からしまなみ海道へ向う途中で自転車の入り口の看板が出ているので迷うことはなかった。
9時半より、来島海峡大橋を渡り始める。昨年、自動車でこの橋だけは、往復している。しかし、自転車で海の上を渡る経験なんて、もちろん初めてなので、興奮する。これで、天気が良ければもっと最高なのにね。四国側からは、下り基調なので、あっという間に、しまなみ海道のシンボルというべき、来島海峡大橋を渡りきってしまった。(料金\200なので、もうちょっとゆっくりで良かったかな?)大島内では、二つの坂道を超えて、伯方・大島大橋を目指す。標識がところどころにあるので迷わずに、伯方・大島大橋に辿り着く。休む間もなく、大三島橋もパスして行く。大三島内を走っていると、多々羅大橋が見えるポイントに「道の駅多々羅しまなみ公園」があったので、ここでしばしトイレ休憩と小休憩を取る。
しまなみ海道の中間ポイントである多々羅大橋を渡り始める。途中、拍子木があって、日光にある鳴き龍のお遊びが出来ると書いてあり、面白がって、一人で5分ぐらい遊んでいた。高速のドライバーからは、変な奴に見えたことだろう。橋を渡りきると。「広島県」の看板が立っていた。そうか、そうか、ついに、愛媛を越えて広島まできたのだなと、俺の走ってきた道を思い返してみる。
生口島が一番、しまなみ海道の中では、走りごたえのある島だった。走れど走れど、生口橋は見えてこない。丁度、時分は昼時であったが、適当な食堂も見あたらなかったので、ペダルを回すことにした。ふと、目を上にすると、「因島市」の文字が。ふーん、瀬戸田町因島市の境が、生口島内にあるのねー、なんて感心していると、生口橋が見えてきた。生口橋を渡り、「東ちずる」さんが出身地で有名な因島に到着する。ここらへんで、小雨が降り始めてきた。雨よ、もう少しもってくれという俺の願いもむなしく路面を濡らして行く。這々の体で、因島大橋に向かう。この因島大橋は、他の橋と違い、自動車道の真下を走ることになっている。うまい具合に、雨をしのげる。しかし、GPSにて受信が出来ないという欠点が発覚した。(ちょっと、おおげさね)因島大橋を渡り終えると、しまなみ海道の最後の島、向島に到着する。雨は、まだ小雨。しかし、この小雨が途中で、大粒の雨に変わってきてしまったので、雨宿り場所を求め、きょろきょろすると、みかん集配所の施設で雨がしのげるので、中にいらしたおばさんに、雨宿りの許可を求めて、しばらくの間、軒先を借りることにした。9月の雨は、冷たくなってきていた。先週、土曜日に高知で降られて時は、こんなにに冷たくはなかったのだが、ここにきて、急に秋の気配が早まってきたようだ。雨の勢いも落ちてきたので、おばさんに礼を言って、最終目的地、尾道を目指す。
尾道へは、尾道大橋と渡船があるようで、標識のリコメンドは、渡船になっている。まあ、橋は飽きるほどではないが、渡ってきているので、ここは、渡船と洒落こんだ。向島も、尾道に近づくにしたがい、島の雰囲気から街の雰囲気に変って行く。尾道工業高校近辺で、また雨がひどくなったので、雨宿りとお腹を満たす為、お好み焼き「てっちゃん」というお店に入った。この店の看板メニューである「てっちゃん焼き」を頼んだ。なるほど、広島焼きというのは、具と粉をまぜないのね。腹がへっていたので、めちゃくちゃ、おいしく感じました。この時、時計の針は、15時を回っておりました。お店を出ると、また雨は小振りになり、店のおばちゃんに、「福本渡船」の乗り場を確認して、迷うことなく乗り場に到着。係りのおばちゃんに、自転車代込み\70支払い、束の間の船上の人となる。船は、早々に対岸に接岸し、自転車で西に向って数百メートル走ると、15時半に真新しい駅舎のJR尾道駅に到着した。
長いようで短かった9泊10日、秋休みの俺の旅は、尾道から東京へ夜行列車にゆられる旅を残して、ここ尾道の地にて終幕となった。<< 本日の走行距離 95.00km >><< 本日のビール キリン一番搾り中生*1 >>