高知四日目 (2001/09/17 月曜日 ツーリング4日目)

四万十川(口屋内付近)

高知4日目(9/17 月曜日)
奧米->松葉川温泉->奥米(14:00)->窪川->大正->十和->西土佐->四万十川YH(18:45)
昨日の天狗高原往復が体に響き、下半身が朝から悲鳴を上げている。
これを乗り切るには、温泉だーと思い、遅めの朝御飯を済ませると、ザックに温泉セットを詰め込んで、民宿から約5km離れた松葉川温泉に向かって自転車を漕ぎ出した。温泉までは、ゆるい登りではあるが、なんとか、体をだまして約20分ほどで温泉に到着する。rikoさんは、向こうの山から、米奥に来たのね。すごっ。
平日の午前中ということで、男湯のお客の数は、4人程度。泡がぶくぶく出る浴槽があったので、ここにはいって、ふくらはぎ、ふとももを重点的に泡をぶつける。のぼせるまで、入って温泉から上がる。
休憩室に行くと、ベット式のマッサージャーがあったので20分ほど、下半身中心にマッサージ。これが、気持ち良かった。このまま、ここで昼寝したいが、今日は18時までに西土佐村の四万十川YHまでに到着しなければならないので、後ろ髪を引かれる思いで温泉を後にしました。(この松葉川温泉、すごい広くて綺麗でした。露天風呂からは、川が見えます。お近くにいかれた際には、寄ってみてはいかがでしょうか? N 33°18′35″ E 133°04′25″)
12時半ごろ、民宿に戻るとおばさんが、カレーを作って待っていてくれた。しかし、胃腸の方も、連日の夕食を、かなりたいらげ、昼間は昼間で、冷たい湧き水を飲み続けていたせいか、食欲がなく、若干、胃の痛みも生じてきた。食べないと、自転車をこぐ力が出ないので、多少、無理をしてカレーを食べた。身支度をして、荷物を自転車にくくりつけ、民宿のおじさんとおばさんとお別れの挨拶をして出たのが14時をちょっと回ってしまった。おばさんには、「今度はおくさんと車でおいでね」と言われてしまった。
ちょっと出遅れたかなと、思いつつ、まずは四万十川沿いの県道322を下って、国道381を目指す。途中、あまりの胃の痛みに耐え兼ねて、持参した胃薬を飲む。民宿から40分ほどで、国道381にぶつかった。ここからは、西に向って、まずは、「道の駅四万十大正」をを目指して走る。ちょっと向い風が強く、ピッチが上がらない。頭痛もしてきて、四万十川YHをキャンセルして、土佐大正あたりで宿を見つけようかなとさえ思うようになってきた。
15時半に、「道の駅四万十大正」に到着した。ここで、30分程ベンチで横になって体を休める。道の駅で、クッキーの袋詰めが売っていたので、走りながら食べることにした。体がある程度回復してきたので、再び、気合いを入れて走り始めることにした。GPSが表示する四万十川YH到着予定時刻は、18時となっている。四万十川を左に見ながら、再び、国道381を走る。道は相変わらず、下り基調で、足が回らない俺には助かっている。(四万十川、遡上のコースでなくて良かった)四万十川の流れに励まされながら、江川崎の集落に出る。この時点で、17時半を回ってしまっている。
ちょっと、18時前は、きびしいなと思ったので、四万十川YHに電話して、若干遅れることをペアレントさんに告げる。この時に、自転車であれば、カヨウ大橋を渡って、左折するとダートが始まるが、約2kmほどでYHに出ると言われた。いわき食堂の前の橋を渡って、四万十川の対岸に出る。ここから、急に道が細くなり、走りにくい。途中で、路肩を踏み外し、道端につっこんだ。幸い、スピードは出ていなかったので、怪我がなく助かった。疲れてきているのだろうか?ほどなく、先ほど言われたカヨウ大橋を渡る。そして、俺は、カヨウ大橋を引き返した。ダートとは、聞いていたが、石の粒が大きく、荷物をくくりつけた自転車を押す体力が俺には残っていなかった。
しかたがなく、口屋内まで下り、沈下橋を渡って引き返すこととした。沈下橋を渡った時点で、日が暮れた。YHの看板が出ていて、4.5kmとあった。先程、対岸から見ていたが、かなりのアップダウンであった。俺は、最後の最後の力を振りしぼり、死んだような顔をして、18:45に四万十川YHに倒れこむように到着した。<< 本日の走行距離 95.56km >><< 本日のビール なし >>