最近買った本「酒場歳時記」著者:吉田類 NHK出版 640円

friday662006-04-21

BSi(TBSのBS版)で放映している酒場放浪記の本版といったところだろうか?酒場放浪記を見たことのない人には、わからない説明ですいません。BSiが見れる人は、とりあえず見てくれ(笑)。
ここ一年、俺は会社の帰りに外で飲む機会が減ってきた。特に、この半年は月に1回あるかないか。でも、家では飲む。といっても平日は、嫁とビールのロング缶ないしレギュラー缶を分ける程度。それでも、週末は独りで缶ビール2本ぐらいは飲む。独りで行く出張先でもドイツ出張を除いては去年の夏から酒を飲んでいない。理由は、別に飲まなくても平気だから(笑)。まあ、飲んでもきりがないというか、ホテルの部屋とかでビールを飲むのは、俺にとっては、さみしい。それに飲みながら、ベッドの上でいつのまにか寝てしまうという、だらしない飲み方になってしまう。それに体重も簡単に増加してしまう。
話があさっての方に行ってしまった。この本は、吉田さんが酒場放浪記の番組で紹介している店の話が出てくる。酒を以前に比べて飲まなくなった俺は、この番組を見る事によって、酒を飲まなくても平気でいられるのかも知れない(笑)。本を読んでは、頭の中で映像がフラッシュバックしてくる。
西荻窪の戎、渋谷の富士屋本店、虎ノ門鈴傳などといった、昔風情の居酒屋が紹介されるのである。酒が好きで、ちょっと懐かしい雰囲気の居酒屋に行って、独りで飲む店を探すのにも、この本は良いかもしれない。といっても、居酒屋ガイドブックではない。住所も記載されてない。でも、今の世の中インターネットで検索できてしまう。ちなみに上記3店とも、俺のお気に入り。特に鈴傳は、前の会社の勤務先のそばにあり、今でも行くと俺の事を社長(ちなみに社長ではありません。そんなんわかるって)と呼んでくれるケッタイなお店である。うまい日本酒を安く飲みたければ、ここである。