自転車屋さん選び

世の中には、看板出してる自転車屋さんだから、大丈夫だろうと思っている人が多いようです。

自転車ってたくさんの部品がフレームにくっついていて、ペダルを漕いでそれが、チェーンを通して後輪に伝わって動きます。もちろん、止まんなきゃならんので制動装置がくっつきます。(バンク走るピストにはついてないですね)ギアが装着されるとなるとワイヤーでディレイラーを操作する事になります。内装とかもあるよね。最近は電動も出てきましたね。
MTBになると、油圧のDISKとかサスペンションシステムが出てきます。もう、この辺になるとはオイラはわかりません。オイラがMTBに乗っていた時は、カンチブレーキの頃だったし、フロントはリジットもしくは安価なエラストマー式のタンゲのサスでしたからね。古いなぁー。

自転車乗りのみなさんの中には、自分で腕もあって自転車を組まれちゃう方がおられると思いますので、そういう方はスルーしちゃってくださいな。普通の人は、自転車屋さんで組んでくれた自転車を購入するのが普通になりますよね。(最近はイギリスあたりから個人輸入や国内通販という手法もありますね)

自転車はレゴや積み木じゃないので、そんな簡単に組み上げあげられません。ワイヤーがフレーム内蔵なんてのになってくると、さらに大変。だから、それなりの腕とノウハウを持った自転車屋さんじゃないとちゃんと組み上がりません。
残念ながら、世の中には、ちゃんと組めない自転車屋さんがいることは悲しい事に事実であります。
カーボンフレームなのにトルクレンチを使わない、アウターをカットした後に処理をしないでそのままつけたり、塗るべきところにグリスを塗らなかったり、ワイヤーの長さが適正じゃなかったり、ブレーキアウターとシフトアウターを間違えたり、右レバー前ブレーキを勝手に右レバー後ブレーキにしちゃったり、そういう事実を実際に目にしたり耳に聞いたりしちゃってます。
まあ、それでも、自転車は走るけど、それは本来の姿じゃないと思います。
自転車は、技術を持った店できちんと組んでもらって性能を100%引き出して乗りたいですよね。自転車屋さんは、店の広さとか在庫量とかよりも、きちんとした自転車を組める事が一番大事なのだと思います。みなさん、馴染みの自転車屋さんの技術に満足してますか?

コルナゴがDISKブレーキのロードを発表しましたね。
既存のロード専門店では、DISKは専門外ですから、今から勉強したって一朝一夕には習得出来る技術ではないと思います。DISKブレーキロードが来るー!と思っている人は、ロードもMTBも両方共出来る自転車屋さんを今からでも探しておいて仲良くなっていた方がいいかもしれないですよね。
だって、ブレーキって命に関わることですからね、ちゃんとしたお店で見てもらいたいじゃないですか。まあ、命のスペアチューブ持ってる人はどこの店でもいいかもしれないですけどね。

じゃ、どこの自転車屋さんがいいかって?そういう大事な事は、自分のアンテナを鋭敏にして探しなさいネ(笑)。