サイスポ今昔 〜 手塚さんへお礼参り


先日、サンツアーミーティングにゲスト参加して、参加者にサンツアーのお土産を頂いた手塚商店 店主の手塚さんのところに、お礼を兼ねて遊びにいってきました。久々にポケロケ漕いじゃったな。やはり小径のハンドリングは、クイックで楽しいね。
ここのお店は、サイクルブティック テヅカというオシャレな店名もあるけど、俺らのまわりでは、手塚商店と言っております。店の窓にも書いてあります。自転車屋さんの前が自転車の卸問屋さんなので、その頃の屋号でもある。
ちなみに、数年前に発覚したことだが、俺の高校の大先輩である事がわかった(笑)。というのは、ジャンクのネジ箱の中に、なぜか、俺の卒業した高校の学ランの金ボタンが混じっていて、何でここにこんなんあるのと聞いたら、手塚さんが卒業したんだよと聞いて、それでわかったのである。
で、店内に入ると、無造作に40年前のサイスポが創刊した年のサイスポ10月号が机の上に最近の自転車雑誌と一緒においてありました。1971年ですね(俺がまだ5歳の頃です)。東叡社について、何か調べる事があったので、本棚から引っ張りだしてきたとの事でした。内容は読者のツーレポが多いんですけど、名前と住所(番地、アパート名まで)が掲載されてるんですよね。個人情報保護法なんてものがない時代だね。キャットアイのリフレクターの広告がたくさん出ていたんだけど、会社名がキャットアイじゃなくて津山金属製作所という名前でした。さすがに、俺もこの会社の名前は知らなかった(笑)。
記念に先月の発売の4月号と並べて撮影してみました。時代を感じるねぇー!
八王子にある手塚商店さんには、ほとんどのサイクル雑誌のバックナンバーがそろっている貴重なライブラリーがあります。手土産に夏なら缶ビール、冬なら日本酒をぶらさげていけば、閲覧は可能です。(もちろん、手土産なくてもいいけど(笑))
自転車歴がながーい人なら、ビールを飲みながら、遠い昔に読んだ雑誌を読み直して、過去の自分にトリップするなんて事が可能なわけですよね(俺は20数年前の高校生の時にサイスポを購読してました)。昔は雑誌ぐらいからしか情報が得られなかったからね。自転車競技を頑張ってやっていた人は、リザルトから自分の名前を探すのもいいかもね。もちろん、自転車で行く時は、輪行袋を忘れずに持って行きましょう。八王子駅まで押して歩いたって10分もかかりません。俺なんか、遊びに行く時は、輪行が楽なポケロケで行ってますから(笑)。
真っ当な自転車屋というか商売っ気(もともと、自転車の卸問屋)がないのか、日曜日は店主がサイクリングに行ってしまって、お休みのお店です。