アタック299 2009 雑感

去年は、ポケロケで参加して、今年は、満を持してRCS7で参加しました。RCS7には、シンジ店長入魂の手組みホイールがついているので、鬼に金棒なわけである。(すいません、自分を鬼と称しております)
天気予報によると天気は良くない。普通なら全国的に梅雨があけているのにね。でも、曇り空の下なので、結構、走りやすかったです。湿度も高いので、水分補給の量も去年に比べたら少なかったです。エイドステーションでの補給もさして頂いて、まさに、プロ選手の気分ですね。
待ち時間の間に、スタート地点をうろうろしていて、クリートに泥が入っているのに気がつかなかった。これは大失敗。これが、もぐさんとはぐれる原因になってしまい、本当に申し訳なかった。反省。もぐさんに3時半に一緒にスタートしましょうと持ちかけたのが私だったんですよね。
今回、やすきちさんが初参戦で、すごいペースで引いてくれました。まさに超人並ですわ。無理についていくと、自分の脚が売り切れてしまいそうでした。れべるさんも右ひざ痛をうったえてくるまでは、やすきちさん並みのペースで引っ張ってくれた。まあ、これには、先行してしまったと思われるもぐさんに追いつかなきゃというのもあったんですが(笑)。最初の2時間で、メータで距離を確認すると54kmを表示していた。ぎょえー、OVER ALL AVEで27km/hなんて、狂気の世界だよ(笑)。
神流川沿いを遡上している時に、太ももが攣りそうになったのが怖かった。エエカッコして、山伏、志賀坂をアウターで踏んだツケが回ってきたようだ。この後、矢弓沢でも、攣りそうになった。攣るのが怖いのは痛いからじゃなくて、攣った後のダメージが大きいからなのである。歳をとってくると、1回攣ると、その痛さのダメージがかなり続くので、日常生活に支障をきたす事もあるのである。幸い、今回は寸前で2回ともおさまったのが幸運である。参加者の中には、攣った人がかなり多かったみたいですね。八千穂のコンビニでは、攣らなくなる秘薬をもぐさんに、頂いた。
本来のコースである十国峠へ向かう299が通行止めになり矢弓沢林道経由となった。基本的に国道は車が通行するので斜度はきつくないようになっている。でも、林道は、林業の為の道であるわけで、一般走行車が走ることなんて前提にしてないわけで、ましてやロードレーサーが走るなんてのは、想定外であると思われる。だから、平気で10%の坂が続くわけですよ。これは、脚、太ももに応えたね。ボディブローのように効いてくるよ。本当になんで、俺、こんなところ走っているのかな?なんて現実逃避しかけたもんね。でも、GPSの高度計の数字とポンチャンが応援してくれたおかげもあり、矢弓沢林道を走りきる事が出来た。確実に風張林道より難易度は高い。しかし、似たような雰囲気を持つ風張林道を走っている経験があったから、走りきれたかもしれない。次回からは、299か林道のどちらかを選択して登ってくださいなんて、企画にはならないように望むね。だって、自称変態だから楽な299より、絶対につらい矢弓沢林道を走っちゃうからね(笑)。
最終コンビニでは、去年食べたパスタが売り切れだったのが残念だった。カーボローディングしようと思っていたからね(笑)。のり弁があったので、そっちにした。うれしいのは、このコンビニより手前にセブンイレブンがオープン間近だった。来年はセブンイレブンだね。
去年は、いきがって(笑)、麦草峠スタート地点で1人残り、TTモードで登ったけど、誰にも追いつけずに苦渋をなめたので、今回は、もぐさんと一緒に、最後の麦草峠の26kmのパートを走ってもらった。2時間におよぶ、ダラダラ登りを1人で走るのは、辛かったので、もぐさんにパートナーになってもらった。ペロミッチには申し訳ないが、ペロミッチの脚にあわせて登る余裕がないのである、ごめんちゃい。登りは、マイペースで登らないと26kmの長丁場は持たないのである。許されてね。もぐさんとは、道中、いろんな話が出来て、楽しかった。もしかしたら、酔っ払いのように同じ話をしていたかもしれないが(笑)。きゅうごさんの最近の話とか、エロ社長さんは今年は乱入してこないねとか、もぐさんの参加したブルベの話とか、八ヶ岳でのがすさんがもぐさんを抜いて行く時の話とかね。
山伏峠、志賀坂峠、十国峠の頂上近辺は霧雨状態だったんだけど、不思議に八千穂から麦草峠に到着するまでは雨に降られなかった。天気予報は15時あたりから雨なんて予報してたっけな。でも、実際は、俺らがゴールしてから、豪雨が待っていたのである。標高2100mでの豪雨は、非日常の世界である。山屋でない俺だけど、自然の怖さはわかっているつもりである。豪雨のダウンヒルは、2006年に有間峠からの下山で経験しているけど、ここは比べ物にならないくらいの標高である。サポートカーつきで、車で下山できる他チームのメンバーを、本気で、うらやましく思った。
でも、本当に無事に下山出来て良かったと思う。落車して、大怪我なんてなったら、今後のイベント開催にも支障をきたすだろうからね。

矢弓沢林道への迂回コースと豪雨のダウンヒルがあった「アタック299 2009」は、永遠に語り継がれる事だろう。