続 アタック299完走しました

高低図 105kmから110kmが、矢弓沢林道のパートです 変態さんにはお勧めです

地形図(名栗あたりから麦草峠の頂上まで)

上野村の仮設の休憩所にて 右から、ペロミッチ、やすきちさん、れべるさん、俺 この後、矢弓沢林道での急坂続きの洗礼を受けた(笑)

十国峠にて 俺のベルトは、世界チャンピオンベルトならぬ、2XUのゼッケンベルトです(笑)

八千穂のコンビニ前にて やすきちさんと

雨雲の麦草峠に向かうアルカンって感じで♪ (タイトル、撮影、やすきちさん)

この看板が今年も見たかった 雨降ってきたので、こんな写真です

洗車して綺麗になった俺の愛車 お世話になりました 見た目にハードさを与えるTOKENのカーボンサドルで初めて200km以上走ったけど、お尻は平気 鋼鉄の尻(笑)というわけじゃないけど、レーパンのパッドとサドルと俺の尻の相性が良いんだろうね



今年の経過時間
スタート(豊水橋) 0330
ターニップ前通過 0425
山伏峠通過 0455
140号通過 0524
小鹿野コンビニ到着 0551
小鹿野コンビニ出発 0603
志賀坂峠通過  0709
上野村休憩所到着 0751
上野村休憩所出発 0817
十石峠到着 0933
十石峠出発 0950
八千穂コンビニ到着 1024
八千穂コンビニ出発 1117
麦草峠アタック開始(JA倉庫前) 1127
ゴール(麦草峠) 1342



去年に引き続いて、今年もアタック299に参加して、無事完走してまいりました。このイベントは、完走すると、すごい達成感があります。
夜中の1時半前に練馬の家をスタート。所沢を抜けて、豊水橋を目指します。2時半過ぎには、スタート地点の豊水橋に到着。この時点で、メーターの距離は25kmです。でも、ここからアタック299がスタートするのでリセットです。タマレン兼3UP所属のれべるさんにまずはご挨拶。最近、乗ってないので心配していますとれべるさん。といいながら、右ひざの痛みかかえながら、エアーサロンパス上野村でサポートのメンバーから入手して完走しちゃう、とんでもない人でした(笑)。知り合いの自転車海苔の方々に挨拶。ポンチャンは残念ながら出走せず、車上からの応援との事です。よろしくね。
タマレンのやすきちさん、ペロミッチも到着です。やすきちさんとは、初めて一緒に走りましたが、ペース速過ぎですよ。こちらの足が持ちません(笑)。ペロミッチは、男性タマレンとの脚力差を考えて、3時スタートで俺らより先に出発。同じスタートに走りませんかと誘っていた、もぐさんと出発時間まで、うだうだしてます。
3時30分。時間になりスタートです。やばい、先ほど、スタート地点をうろうろ歩いていて、クリートに泥がつまり左ペダルがクリートでキャッチ出来ません。信号待ちで止まり、タマレン以外のメンバーに先行してもらいます。約1分ほどで、泥つまりをなくして、もぐさん達を追走します。しかし、これが、なかなか追いつきません。3人で信じられないようなスピードで先頭交代しながら名栗を激走りしますが、全然追いつきません。すげーな、さすがスーパーランドナーのもぐさん。去年とは走りが違うなー!と思っていました。でも、結局、十国峠で休んでいる時に、もぐさんが到着したので、話を聞いたら飯能市内でロストしていたとの事。なーんだ、名栗で激走している時に既に追越していたのだから追いつくわけないのである。まさか、ロストしているとは思いませんでしたよ。去年も参加してるし、GPSも装着していたからね。
ターニップ前を出発して55分で通過。去年より5分速い。まあ、ポケロケからRCS7に変えているからね。速くて当然なんだけど。でも、速いペース。このペースはやすきちさんが積極的に先頭交代しているおかげ?山伏峠に入ったところで、やすきちさんがTTモードで発射。れべるさんと2人でお見送り。れべるさんとマイペースで登ります。峠付近で3時スタートの方を1人ラップします。峠に着いたところで、やすきちさんとれべるさんがウインドブレーカー着るようなのですが、下りが遅い俺は先にゆるゆると下ります。でも、調子が出ちゃって、小鹿野の手前まで1人旅となってしまいました。先に行きすぎちゃって、れべるさん、やすきちさん、ごめんちゃい。
小鹿野のコンビニで補給します。あれ、てっきりもぐさんは、ここで捕獲できると思ったのに。(実際は、まだ後ろで俺らを追走中でした)でも、俺らは、もぐさんを追走すべく、すぐに再スタートです。小鹿野高校あたりで、pianopianoジャージ(俺も持っています)を着たtictacさんに追いつかれました。さすがリアルレーサーです。30分の貯金が(笑)。ほんの少しだけ一緒に走り、置いていかれました(笑)。でも、なんとか志賀坂で追いつきました。上野村休憩所でtictacさんは先に出発されて、早々にゴールされたようです。お疲れ様でした。志賀坂峠では、52X25でモクモクと登ります。この方が1回転で進む距離が長いので、好きなのよね。最後で、ひざの調子が悪いれべるさんにさされてしまいました。油断禁物だね。志賀坂峠に着くと、ペロミッチを捕獲。なあーんだ上野村で合流と思っていたけど、まあ、予定通り。ここから、scuderia allegroの三上さんも加わり、上野村を目指します。神流川沿いに先頭交代しながら上野村目指すよなんて話をしても、最初の数キロでバラバラ。俺は、ペロミッチと2人でちょいとペースダウンしながら走ります。ちょいと腿あたりがピキピキきていたので、攣らないようにセーブして走ります。結構なアップダウンがあるので、しんどかったかな。たまに陽もさしてきて、変な天気でした。
上野村休憩所に到着し、バナナとトマトに塩を振りかけて、補給を取ります。塩分は大事だね。休憩していると、爆走する2人の自転車海苔が休憩所の前を通過していきます。5時スタートのトップだそうで、俺らの1時間半の貯金はここで終了。今年は、十国峠への299での道が通行止めになっているので、矢弓沢林道経由となりました。5人で矢弓沢林道に向かって走りだすと間もなく爆走する2人の自転車海苔に抜かれます。どうやら、先ほどのトップ2人が、直進して299に行って、間違いに気がつき、戻ってきて正規のルートで向かうところのようでした。しかし、あっという間に見えなくなってしまいました。アマチュアトップレベルの走りを目の当たりしたけど、凄すぎて、良くわからかったよ(笑)。それから、野生の猿に出くわしたりなんて事もあった。やすきちさんが猿と目を合わせてしまったようで、かなり威嚇されてました。矢弓沢林道にはいると、もうかなり斜度がきついです。高低図で見ると5kmで600m登ってました。もう、延々と風張林道が続くような感じでした。あまりにも斜度がきついから蛇行するしか、なかったです。師匠としての威厳がなくなるが、これは正直に書いておかないとね。なんだか、永遠に終わらないような気がしたけどGPSの高度表示の数字が確実に大きくなっているので、これを見ながら走ってました。途中、ポンチャンがサポートカーから応援の声をかけてくれました。でも、本音が出ましたよ。自動車で引っ張ってくれってね。(ツールの時のワンシーンのようにね(笑))まあ、そんな事はルール違反になるから、しなかったけど、本当に矢弓沢林道はきつかったな。昇天したい人は、是非、行ってみてくださいな。299に出ると、本当にホッとしました。でも、この矢弓沢林道の効用は最後の麦草の斜度が平坦に見える錯覚を覚えました。まあ、それだけ、きつい斜度が長かったという事だね。十国峠の頂上では、やすきちさん、れべるさんが到着して待っていてくれました。ここで、トイレ休憩、記念撮影をしていると、先行していると思われていた、もぐさんが到着して、今までの経過を聞いて納得。ここでペロミッチを待って休憩していると風邪ひいちゃうかもしれない。ポンチャンがいたので、「先に下ってコンビニで待っている」とペロミッチへの伝言を頼みます。れべるさん、やすきちさん、三上さん、もぐさん、俺で下山の準備をして下ります。ここからのダウンヒルはメチャクチャ楽しいのである。道が良くて、直線なので、本当に気持ち良い。路面も乾いているので無問題でした。まあ、先ほどの苦しい登りのご褒美だよね。
最後の休憩ポイントである八千穂のコンビニで、最終補給です。弁当食べて、スポーツドリンク飲んで、コーラ飲んで、アイスを食べます。ここで、がっつり行っておかないと、麦草峠の途中でガス欠を起こしちゃうからね。補給の間にペロミッチも無事に合流します。ここから、れべるさん、やすきちさん、三上さん、もぐさん、ペロミッチ、俺で最後の峠、麦草峠へ向かってコンビニを出発。去年より1時間遅れてのスタートだね。目標は2時間だけど、あっさりオーバーしました。もぐさん、曰く、1回サラ足で登ってみたら?と、いうことはツール・ド・八ヶ岳か(笑)。しかし、4月にこのコースは寒いよな(笑)。26kmかけて標高差約1300mを上がります。距離が長いだけで、平均すると5%なので、今の俺の脚力なら余裕か(笑)。
6人で最終信号が青になったところでリスタートです。れべるさん、やすきちさん、三上さんが先行していきます。残りの3人でのんびりしながら登ります。途中から、もぐさんと2人で、ウダウダ話をしながら登ります。26kmのコースを1人で黙々と登るのは辛いです。去年がそうでしたからね。今年は、もぐさんと最後まで一緒に走ってもらいました。標高の看板が100m上昇する毎に現れます。平均5%の斜度だから2km毎ぐらいなんでしょうかね?もぐさんも俺も、高度を表示するGPSがあるけど、この看板は一里塚みたいなもんで、はげみになる。矢弓沢林道で足を使ってしまったけど、距離を稼げるように、アウターで踏めるところはアウターで踏む。もちろん、ちょっとの下りでも出てきたらアウターなのである。ラスト10kmぐらいで補給所があったので、水とコーラを頂く。炭酸がのどに気持ちよい。途中で先行していた、れべるさん、やすきちさんがソフトクリーム休憩が終わったところに追いついた。けど、すぐに離された(笑)。まあ、今回はレースじゃないので、良いのだ(笑)。もぐさんと、フェイクの頂上にやっとたどりつく。ここから、しばしの下りの後に、本物のゴールである。ゴールはコーナー曲がるといきなり見える。スタッフ、メンバーの応援が飛ぶ。一応、ラストスパートをかける。もぐさんとは一緒にゴールしようと話していたので、もぐさんのスピードにあわせて一緒にゴール。13時42分でした。もぐさん、ありがとう。

ゴールして、スタッフから恒例のカップラーメンを頂く。麦草峠で食べるカップラーメンは最高である。まあ、ここまで自力で登ってきたからというスパイスがあるからなのかも知れないね。れべるさんが電車の時間があるというので、下山開始。もぐさんもピストンで帰るというので下山開始。2人を見送る。
ペロミッチが14時過ぎにゴール。やったね。女子は2人しか参加していなかったけど、このハードなコースを良く完走したよ。素晴らしい!
この頃より、頂上の天気は、豪雨となってきた。やばい!脳裏に北海道での遭難事故が浮かぶ。下山で低体温になるな。やばい。でも、待っていても回復の見込みはなく悪くなりそうなので、覚悟を決めて、やすきちさん、三上さん、ペロミッチ、俺の4人で茅野へ向かってダウンヒル。ペロミッチを心配したが、結構、お互い、雨男、雨女だし、ペロミッチは雨の佐渡を一周している猛者だったんだよね。でも標高2100mからの雨中のダウンヒルは、お互い未経験。いつも以上に慎重に下る。ペロミッチがちゃんと追走してくるのを確認しながら下る。握力低下と体温低下をペロミッチが言ってきたので、雨宿りが出来るポイント見つけて休憩する。ここで、体力を回復する。なんとか無事に茅野駅に到着。この時点で16時過ぎ。晴天であれば、気持ち良いダウンヒルなんだけど今日ばかりは、恐怖のダウンヒルとなった。
茅野駅に到着すると皮肉にも雨があがった。でも、麦草峠方面は雲の覆われている。やはり、覚悟を決めて下山したのが正解だね。雨があがったので、俺が去年行った、駅から1.5kmの温泉施設のアクアちのに案内して、体を温め、一休みする。
駅に戻り、駅前の庄屋で、反省会を軽くしてスーパーあずさで帰途についた。庄屋では、5時スタートの金城編集長が先行スタートして盛り上がっておりました。今日は茅野に宿泊するそうで、うらやましいなぁ(笑)。家に着いたら、ジャージ類の洗濯と愛車を洗車してから、爆睡となりました。あっ、もちろん前日の睡眠時間が1時間しか取れなかったのでスーパーあずさの車内でも、爆睡してましたが(笑)。



コース変更となり、ハードな矢弓沢林道を登り、最後の麦草峠からの豪雨の中の下山は怖くて辛かったけど、去年より思い出深いアタック299となった。

一緒に走った、仲間のみんな、ありがとう!最後の麦草峠のパートを一緒に走ってくれた、もぐさん、ありがとう。声援を送ってくれたポンチャン、ありがとう。
最後に3UPのスタッフの皆様ありがとうございました。来年も参加したら、よろしくお願い致します。