所詮、機械だから


SUICAPASMOにて、下記のような事が発生したそうです。

「改札を通過しなかった」と判断したコンピューターが、改札のない「ノーラッチルート」を通ったとして、わざわざ遠回りのルートで運賃を計算してしまうためだ。JR東日本など鉄道各社はこうしたトラブルの発生を2年前から把握しながら、システム改善や注意喚起を行っていなかった。
東京都調布市の会社員男性(60)は今年1月、長男の使ったパスモの履歴を見て驚いた。京王線から乗り継いだJRの新宿−赤羽間で、通常運賃(210円)の倍以上にあたる500円が引き落とされていたのだ。駅に問い合わせたところ、JR埼京線1本で行けるはずの赤羽に行くために、都営線白金高輪(港区)、東京メトロ東西線の中野(中野区)などを経由していたことになっていた。
JR東日本が調査したところ、新宿で京王線からJRに乗り換える際、改札機がカード情報の読み取りに失敗。改札通過記録がないまま赤羽で下車したため、コンピューターが、改札を通らずに赤羽駅に到着するルート=図=を勝手に推定したという。通過したことになっている駅は京王線都営線都営線とメトロ、メトロとJRの間で、いずれも改札がないまま乗り換えのできる駅だった。



SUICAPASMOって、輪行の時に便利なんですよね。パスネットの頃は、カードを改札で通過させなきゃならないから自転車を担いでいると面倒臭かった。タッチ式は1回で済むからね。
まあ、便利になっても、こういう事は起きるんですね。コンピューターは矛盾のないルートを計算してしまいますからね。いつの世も、機械は便利になっても、あくまでも使う側でいるという事を認識していないと、ターミネーターの世界になっちゃうよね。ちょいと飛躍しすぎかな。