手組みホイールをオーダーしている理由

ちょっと前のブログで、ホイールの件は書いていて、ダブっている箇所があるかもしれませんが、ご勘弁を。
実は、ロードレーサーで完組ホイールを初めて履いたのは、2年ぐらい前の話です(笑)。(MTBでも経験ありません)去年の冬には、USのコロラドサイクリストのサイトでEASTONのTempsetIIのXマスバーゲンプライスにしびれて(約500ドルで輸入)買ったんだけど、自転車海苔として古い人間なんでしょうかね。結局、1年も乗らず、距離も対して走ることなく手放して、改めて手組みホイールをオーダー中なのである。でも、TempestIIは高速クルージングを、とても楽しませてくれました。
なぜに今、手組み?というお方もおっしゃるかもしれないが、良く組まれた手組みホイールは気持ちよく乗れる。考えてみよう。現在、一般的になっている完組は、誰が買うかわからないから、組む時にも、誰が、どんな使い方して乗るかわからないよね。(用途は、ヒルクラ用、高速用、初心者用などと別れているけど)乗る人の体重だって、ホイールの制限体重のギリギリなのか、制限体重半分ぐらいとか、わからないよね。だから、不特定多数に受け入れられるような、幅広い組み方だと想像できるよね。
でも、顔馴染みの自転車屋さんに頼めば、オーダーメイドだよね。体重、乗り方がわかっているから、お願いできちゃう。俺の場合はマングローブバイクスさんのシンジ店長にお願いしてるけど、シンジ店長の言葉を借りるならオンリーワンのホイールが出来上がるわけね。個性を出したければ、ニップルを好みの色にしたり、複数の色のニップルにしたりもできるし、前後ホイールの色を変える事だって出来る(そんな奴、いないか?)。シンジ店長のところで組んだホイールはアフターメンテまで、面倒みてくれるわけね。通販とかで遠方で購入したホイールだと、こうは行かないよね。お店の場所も、五日市や八王子方面から家へ向かう帰り道なので、峠の帰りに振れをみてもらえる。(まあ、自分でメンテできる人は、いいんだろうけど、俺は、そこまで手を出していないんだよね)
夏前に、デモの手組みのホイールをしばらく貸して頂いて、登りが調子良いのダヨ。俺の体が鈍感なのかわからんが(笑)、R-SYSを貸して頂ける機会があって履かせて頂いた。高速では、R-SYSは良いと思ったが、登りでは、手組みの方が俺にはフィーリングが良かったんだよね。(R-SYSを否定しているわけじゃないからね、れべるさん(笑))
二つの実例だけど、ツーリング先で完組ホイールのスポークが折れて、走行不能になり、一人は駅近くで折れたから、そこから輪行、もう一人は、電車も走ってない山の中だったようで、タクシー輪行で数万円の出費となったそうだ。こう考えると、リスク回避の為、ツーリングには、36本あたりで組んでいくと、1本、2本折れて、多少振れても、ブレーキシューのところを広げてあげれば、自走が可能だと思う。もっとも、昔は手組みホイールしかなかったから、スポーク折れても、何とかして走って帰ってきていると思うけどね。余談であるが、俺のポケロケは、頼んだわけじゃないけど(笑)、オーダー当時73kgくらいあったから丈夫なように36本で組んでUSから送られてきました(笑)。
今、ロード用に組んでいるホイールが手元にくれば、俺の4台の自転車は全て手組みホイールとなる。(予備で完組は1セットおいとくけど)なんか時代と逆行しているが天邪鬼の俺には良いのである。TTとか平地長時間エンデューロのような特化したイベントになれば、完組ホイールが有利なのは、否めないけどね。脚力もある人のお話なので、謙遜もあるんだろうけど、寒波のBORAはすげえらしい(笑)。
多摩地区近辺の自転車海苔で、手組みホイールを検討している自転車海苔は、マングローブ・バイクスさんに相談してみてください。俺は勝手にマングさんの非公式営業部員だから、宣伝を書かせておいてね。

マングローブ・バイクス 東京都立川市砂川町1−17−23 042-535-3725 (水曜日、イベント参加時はお休みです)