全然

俺らは、全然という言葉は、まるでとか全くとかいう意味を持ち、全然だめとか全然面白くないと否定的な語を伴って使うように学校でならってきた。でも、最近は、若者を中心に非常に、とてもという意味で使われている。全然良いとか全然美味しいとかね。なんか俺には、違和感があるんですよね。
東京新聞で、毎月一度配られる家庭くらしという雑誌の中に、この俺が持っていた違和感に対する答えが書いてあった。以下引用。
「全然」に否定語が続くという認識は、戦後の学校教育によって定着されたとされています。それ以前は、肯定にも否定にも対応しており、夏目漱石芥川龍之介などの作品には、肯定的な語を伴って登場しているとか。現代の若者たちの言い方も、あながち駄目とは言い切れないようです。
全然は、結局、どっちでも使えるということですね。でも、やっぱり俺には違和感はあるな。もちろん肯定に使われている時ね。言葉も、ファッションのように、ある周期でまわるようですね?俺と同じように違和感持つ人は同世代かな?