ツール・ド・美ヶ原 大会当日(2007年6月24日)

ツール・ド・美ヶ原のコース図(高低図は、6/22を見てね)

ポスターです

スタート地点(帰る時に撮影)

ゴールして下山準備の時の俺 赤い勝負服がカッキーでしょ!

お約束のレースクイーンさん

茶髪の方のレースクイーンさんとツーショット

おまけ 土曜日に撮影したたくさんあるうちのひとつの激坂(映っているローディーは知らない人です(笑))

じじい化しているので、4時半に自然に目が覚める。こういう覚醒の仕方は気分がいいね。まあ、もっとも前日22時半に寝てれば早起きは問題ないもんね。せっかくの温泉宿なので、朝風呂に入りに行く。既に、先客あり。みんな早いね。6時までの間に、いろいろ準備。6時に朝食を食べる。トイレに行って用を済ませ、いよいよ赤い勝負服(笑)に身を包む。このジャージは、松本のお隣にある塩尻の三沢自転車商会さんのチームジャージである。俺は、デザインが気に入ったので着させて頂いている。もちろん、自転車好きの方なら誰でも、購入可能なので、俺のリンク先から訪ねてみて欲しい。グラブまで、赤いやつである。でも、ヘルメットはワンポイントで白にしてある。6時50分頃に、下山の荷物だけを預けに会場に行く。もう、開会式なんて去年出たので出ない(笑)。いったん宿に戻り、サドルバッグを外し、バックポケットに最低限の荷物をつめる。今年はデジカメも、身につけるのを止めた。半袖か長袖かで悩んだが、どうせ坂を上るので体温が上昇するから半袖に決めた。7時10分ぐらいに、再度、会場に向かう。やべ、自転車を置く場所がない。ちょうど、知り合い@nak(あ)さんの黄色いフライデーがあったので、横に入れてもらう。ボトルに水がないので、給水しに野球場に行くと、マイライバルすがのさんに遭遇。お互い、がんばろうねと挨拶。知り合いの黄色いジャージを着たフライデー軍団に挨拶をする。去年は、私もフライデーのポケロケで参加したのだが、裏切ってロードにしたのだ(笑)。しまった、Eクラス、Fクラスの知り合いに挨拶に行くのを忘れてしまった。また、来年でいいか?(笑)
スタートの8時11分まで、ストレッチしたり、リカンベント乗りの顔無しさんに挨拶に行ったりして過ごす。いよいよ出番である。並びは、ちょいと後方になってしまったが、どうせ、激坂が控えているので、まあ、適当に後ろについてスタートを待つ。心臓が高鳴るね。
スタートである。最初の直角右コーナーで、こけないようにスピードコントロールする。こんな最初で、転んじゃいられない。温泉旅館街を抜けて、いよいよ激坂エリアに突入である。すでに、前にスタートした選手がおしたり、ゆっくり登ったりしているので、接触しないよう気をつけながら抜ける。去年は、俺の目の前で、脚を回しきれずにバランスくずしてこけた大馬鹿者を目の前で見ているので、落車にだけは巻き込まれないように注意する。ここで飛ばさないようにと思いながらも、要所要所でダンシングを入れる。GPSの高度計の数値が上がるのをにんまりして見ながら、もくもくと登る。途中、2分スタート後の選手が追い抜いていく。いやー、速さが違うね、と感心している場合ではない。やっと、最初の激坂エリアの最高地ポイントを通過し、ここから下る。当然、フロントをアウターに入れて踏みます。美鈴湖横の給水ポイントを通過。今回は、給水所で給水は一切取らない事にした。減速するとスピードダウンになるし、走りながら紙コップで水を飲むなんて器用な芸当は俺には出来ない。その為にボトルもあるしね。でも、結局、水は200CCぐらいしか飲まなかったです。曇り空だから、そんなに水を欲しがらないので、普段、沢山、水を摂取している効果が出ているのだろう。ちょっと疑問だが(笑)。
ここから、13kmの登りの始まりである。でも、心強いのは、昨日、同じコースを自転車で走っているので、だいたいコースを記憶しているのである。でもね、上の方に上がってると、疲れているのか、記憶違いしていたりしてね(笑)。先にスタートした選手をパスしていくのが面白い。特に高級バイクに乗っている選手を抜くのは気持ちがいいね。俺って、やな性格(笑)。でも、とうぜん、高級バイクにも抜かれるわけで、やっぱり、人間のエンジンが物言う競技だね。4分スタート後の仲間のサワさんに抜かれる。やっぱ、速い。少しもついていけない。六甲山で鍛えた脚は、俺とは物が違うようだ(笑)。つぎに、キタさんにも抜かれる。今度は、ほんのちょっとだけ、ついて千切れる。やっぱ、ペースが違うのである。そうは、いいながらも、俺は俺のペースで淡々と登る。今の俺の頼りは、GPSの標高値とマスコットのかえるちゃんとサドルにぶら下がった子の権現のお守り(足腰の神様であらせられます)である。振動で、かえるちゃんは、時々揺れている。ユーモラスである(笑)。1,700m付近まで到達し、スパートポイントのオレンジの山つつじの群生エリアに来た。ここから、気持ち力を入れスパートモードに入ったつもり(笑)。3つほど、コーナーを曲がった先に、埼玉センチュリーランの時の相棒である2分前にスタートした仲間のotomaruさんに追いついた。otomaruさんに頑張れと激を飛ばす。otomaruさんを一回追い抜き、下りで左側を走って前方がふさがってしまった隙に、otomaruさんが、右から俺を抜く。やべっ、こんなところで抜かれたら洒落にならない。一生懸命追う。約1kmほど走って、やっと追いつき抜かす。武石峠のT字路に差し掛かり右コーナーで抜けて行く。ここから、ちょっと登れば、平坦な高速で走れる高原ルートにでる。もがきながら登る。やっと平坦路に出た。脚はまだ残っている。フロントをアウターに入れる。ちょっと、あせって、なかなかはいらない。アウターに入った。スイッチオン。ここからは、もうヒルクライムではない。ダウンヒルである。びびってはいけない。でも、つっこみすぎて落車もいただけない。ゴールまでは、約5km。GPSのゴール到着予定時間が90分を切っている。このままいけば大丈夫だと自分に言い聞かせて落ち着く。下って登って下って、最後の登りが見えた。ゴールまで500m。アウターのままでは、スピードが出なくなり、くやしいけどインナーに落とし、最後の力を振り絞ってゴールラインを切る。手持ちの時計で86分53秒。
やった、念願の90分を切る事が出来た。これは、うれしい、気分がいい。息を整えて、早速、トマトをもらいに行く。旨いね。もう一個食べました。1人一個なのに、ごめんなさい。先ほど、抜いたotomaruさんがゴールした。残念ながら90分は、切れなかったようです。マイライバルすがのさんの到着をゴール付近で待つが、来ない?見失ったか?そうこうしているうちに、雨がパラついてきたので、仲間と共に下山の準備に入った。すがのさんと一緒にトマトを食べれなかったのが心残りだが、彼の事だから無事ゴールしているでしょう。下山途中でスタッフの方に、ありがとうございましたと失礼ながら自転車の上から声をかける。スタッフの方は、土日とフル回転で働いてくれて頂いてます。こういう裏方さんたちがあってこそのツール・ド・美ヶ原だと思います。今年も参加出来て良かった。ちょっと雨が強くなったなか、無事に下山して、温泉で暖を取る。仲間と共に、リザルトを確認しに会場に行って、土曜日に行ったそば屋に行って、昼食を取り、また、宿に戻ったところで解散となりました。俺は、レースクイーンの写真を撮ってなかったのを思い出し、勇んで(笑)、再度会場に向かった。(こんな終わり方でゴメンネ)