2005年埼玉ハーフセンチュリー雑感

最初の10kmは、oさんの尻についていった。やはり、oさんの新調したキシリウムのホイールは、調子いいようだ。
俺は、20インチ小径ロードのポケットロケットで一生懸命ついて行く。なぜ、ポケットロケットかって?理由は簡単、700Cのロードを持っていないだけ。(笑)

気が付くと、周りは誰もいなく、oさんと二人だけ。調子が出てきたところで、今度は、俺が前に出る。

追い風、調子に乗った。GPSの速度計が40km/hを超えた。びっくりした。うーん、風の力ってすごい。3分ぐらいは、このスピードでクルージングしたようだ。

橋にかかる手前が坂になる。ここで、スピードを落としてはいけない。逆に加速して行く。
こんな調子で、結局、4人のローディーを登り坂の途中で抜いていく。ついでに、oさんもあおる。(笑)
小径で、700Cローディーを抜くなんて、カ・イ・カ・ン!

これも、毎朝の通勤で、仙川の坂で高校生をぶち抜いている、賜物だろう。(笑)

前回、休憩した桶川のコンビニが見えたので、oさんに休憩するか、確認したが、NOなので、ノンストップで行く。お互い、水も補給食は充分あるようだ。安全の為、信号待ち、踏み切り待ちで、補給を取る。

東北道手前の辺りで、10人ぐらいの集団になった。この先にCPがあるのを知っているので、とりあえず、最後尾について走る。CPのチェック待ち渋滞が、発生するのを見越して、この辺はゆっくる走る。この辺は、数回参加している者のアドバンテージだ。

集団から抜け出すのは、花崎駅脇の踏み切りを過ぎてからと決めていた。oさんにも、そう伝えて、そこまでは、集団の最後尾で足を貯めた。東北道の側道から、1回、左手に出て、踏み切りを超える。この時、ななめにラインを取って、強引に中に入ってきたライダーが
一人。これに多少の怒りを覚えたのが、次の走りによけい火が点いた。
怒りがパワーに変わったようだ。

側道に戻った瞬間に、oさんに「行くよー!」と声をかける。oさんがついてくるのを、確認。一気に集団を右から抜いて行く。元気良く、「右から抜きまーす」と声をかける。
oさんと加速。しばらく走って振り返ると、ついてきてない。利根川までの道のりを軽く流して、最後のCPに向う。

最後のCPの前にスカピンのローディーがいたので、しばらく前を走ってもらう。一度、土手を降り、ここで、ゆっくり景色を眺めながら河川敷に中の一本道を走る。天気が回復してきた。土手を上がって加速。まだ、スカピンがいたので、最後に二人で、抜かせてもらう。

GPSがでこぼこの道路の衝撃を受けて、たびたび瞬断を起こしていたので、距離が把握できていなかった。

気が付けば、目の前に見覚えのある建物。
二人仲良く、ならんで、フィニッシュ。

楽しい3時間15分だった。