続々 三度目のアタック299に地獄を見た(笑)

十石峠で一番きついパート ひらけていて直射日光もガンガン当たる

十石峠にて その1

十石峠にて その2

八千穂に向う途中で その1

八千穂に向う途中で その2

八千穂ローソンにて その1

八千穂ローソンにて その2

俺にとって地獄の2丁目への案内看板(麦草峠まで26kmなり)

こんな天気が良い日は、冷房の効いた室内ににいるべきだ(笑) 麦草峠へ向う途中で

やっと、まともに走れる木陰のあるエリアに突入

付け根の擦れに悲鳴を上げてダンシングしているところ 

ゴール手前10kmに設置されているエイドステーションで待っていたナイスガイ2人(左はれべるさん) 地獄に仏だね

瀕死の状態でゴール手前10kmに設置されているエイドステーションに到達

まだゴールまで10kmもあるのに、ゴールしたような顔をしている俺(笑) 

やっとゴールが見えて笑っている俺

ギャラリーからの「下ハンダンシング」コールに応えてダンシングしてゴールする俺 その1

ギャラリーからの「下ハンダンシング」コールに応えてダンシングしてゴールする俺 その2

待っている仲間がいるからゴールが出来る

ゴール付近にて

麦草峠の看板

ジェラテリア ピッコ蓼科本店(茅野市)にて ジェラートで乾杯?for かえるちゃん2

地獄の1丁目が始まった。
テレテレとした十石峠への登りが始まる。十石峠は2年ぶり。去年は矢弓沢林道経由だった。3UPの方たちが先行し、タマレンジャーが後をついて行くような感じ。
だんだん遅れ始めた。ヤバイ、さっきのエロ社長さん追走のツケがまわってきた。脚が回らない。暑さもあるのかもしれない。十石峠までは750mも登らなければ越えられない。きつい。39X25でギアが足りない。上空になにもないひらけたエリアに出る。きつい。エロ社長さんがカメラを構えてまっていてくれる。蛇行してるよ。言われてしまったが脚をつくよりは、マシだと思い登る(笑)。ふれあい館で先に出発しますと先行していた、きゅうごさんに追いついた。木陰のエリアに入る。広河原逆川林道に雰囲気が似ている。GPSの地図を見ながらペタルをまわし標高を稼ぐ。
やっと矢弓沢林道との合流地点に出る。ここから緩やかな尾根道があり、フェイクのピークがある。GPSの地図を見ているので騙されない(笑)。この頃になると脚がもうダメです。両足が攣りそうになる。走りながらクランプストップを口中にスプレーして騙し騙しなんとか走る。見覚えのある展望台が見えてきた。やっと十石峠に到着。
10時をまわっていた。ふれあい館から1時間半もかかっちまったよ。みんなが待っていた。駐車場には、自転車がたくさんおいてあったので、ちょっと離れたトイレに立てかける為に停車して脚をつく。
その瞬間、両脚が固まった。30秒ほど動けず。なんとか攣らないで寸前でセーフ。なんとかして自転車から降りてみんなの元へ向かう。とりあえず、地獄の1丁目は通過したところか。サポートの方から、コーラや飴を頂く。塩分欠如したので、持参した塩タブレットで塩分補給。なんとか、回復する。さあ、ここまでくれば、八千穂までは下るだけ。ここの下りは非常に気持ちイイ。道も広く、滑走路みたいな部分もある。
集団になって下っていく。ここでアクシデント発生。直前を走っていたエロ社長さんのタイヤがロックするのが見えた。なぜ?こんななにもない直線で。お互いのヘルメットがかすっただけでセーフ。とりあえず下って、止まって待つ。数分するとエロ社長さんがもぐさんと一緒に降りてきた。エロ社長さんのサドルバックがタイヤと干渉してロックしたとの事。お互い大事に至らずに済んでヨカッタ。
再スタートして、八千穂のローソンに向かう。今年から、ここにチェックポイントが設営されている。ここを12時までに通過しないと麦草峠に向えないないのである。いわゆる脚切りである。とはいえ、3時スタートなら9時間で138kmだから普通に走っている人には充分な時間ではある。
11時前に到着して、チェックポイントでスタート時と同様にサインをする。ここで30分ほど休憩して、最後の麦草峠に向うのである。ここでは、去年も食べたけど、パスタを食べて炭水化物を補給する。ポカリも飲んで、塩分補給。
下りで脚を回してリフレッシュしたのか、攣るのは、とりあえず収まる。しかし、両足の付け根に違和感。(後で温泉に入った時に確認したらレーパンのパッドと皮膚で擦れが発生していた)まあ、こんな状態でも走れはするのでリタイヤはしない。11時25分にローソンを出発し、俺には地獄の2丁目となる麦草峠に向う。もぐさんは、トイレに行くと言って後から追走となった。
ローソンから数km走ると、いよいよ麦草峠のアプローチが始まる。峠まで26kmという看板で写真を撮る為にストップ。みんなには先にいってもらう。もぐさんが追いついて、少しもぐさんと一緒に走るが、今日はペースがあがらないので先にいってもらう。メルヘン街道なんて名前がついているこの道だが、自転車で登る者にはメルヘンな世界ではない(笑)。
スタートの標高は800m。ご丁寧なことに、標高が100mアップする毎に看板が出ている。ここから26kmで1,300m以上も登らしてくれるのである。もちろん、信号もないのでノンストップ。ツールド八ヶ岳のコースでもあり速い人は1時間を切るそうで、サラ脚で4月の季節とはいえ、どんな脚して登っているんだろうか?(笑)
地獄の2丁目という名の灼熱地獄が始まった。標高800mから1,200mまでは、上空にさえぎるものがない。心が折れそうになる。汗が滝のように流れる。用水路の水音が聞こえる。何度、止まって水を頭からかぶろうと思ったことか(笑)。脚の付け根が痛い。ダンシングすると擦れないけど、負荷かけたダンシングすると脚が攣りそうになるという悪循環(笑)。39X25のダンシングでは、進まずにむなしい。でも、重いギアをかけたら攣るのではという恐怖心にかられる。それでも39X25で、登る。27が欲しいと思ったけど後の祭り。ちょっとした日影を見つけると立ち止まりクランプストップのお世話になる。塩分が欠乏したので塩タブレットで塩分補給もする。それでもペダルを回して続けてさえいれば、木陰のある別荘エリアに突入する。うれしい。ただ、それだけ。だいぶ体が楽になった。その時に前方にサポートカーを発見する。「水くださーい!」と言って、水をもらう。助かるね。再スタートして、前輪の空気が甘いのに気がつく。先ほどのサポートカーが走りさるところだったのであわてて手をあげて止まってもらい空気を入れてもらった。インフレーターはあるけど、フロアポンプで入れてもらうに限る。何しろ、手持ちのインフレーターで空気を入れるなんて、もうそんな余力はないかもしれなかった。どうやらエア漏れだったみたい。この後は、家まで帰ってこれた。なんだったのかな?
別荘エリアを抜けると、尾根道エリアに出る。このあたりに来るとさすがに涼しくなり、逆に脚が回るようになった。今まで回らなかったのは、暑さのせい?
腹が減ってきたので(笑)、エネルギージェルと羊羹を走りながら補給。この暑さでハンガーノックになったら、泣きっ面に蜂だもんね。付け根の痛みを我慢してペダルをまわし、ところどころで付け根の痛みが発生しないダンシングでリフレッシュして走る。3UPの店長三上さんが写真を取りながら抜いていった。サイコンを見て10km手前にある最後のエイドステーションまで、後少しなので、頑張る。
エイドステーションが見えてきた。地獄に仏だね。れべるさんがいた。13時過ぎに到着。ここで、しっかり休み最後のラスト10kmに望む。ここで3UPの人が脚が攣ると言っていたので、クランプストップをプシュッとしてあげた。とりあえず、おさまったようです。後でゴールした時に再会しましたが、クランプストップを買うと言ってました。いつまでもエイドステーションにいたかったけど(笑)そういうわけにもいかず再スタート。少し走ったところでGPSのバッテリー交換しているときゅうごさんが登ってきた。ヨカッタ。この時間に、ここなら完走出来るね。
とりあえず、先行したきゅごさんを目指して再スタート。なんとかして、きゅうごさんをパスさせて頂き、脚の付け根の痛みを無視しながらペダルを回す。うーん、いつものデサントのニッカー履いてくりゃヨカッタと後悔しながら走る。
GPSの地図を見ながら、ゴールが近づくのが励みだ。ゴール前に、フェイクのピークがあったのを思い出しながら走る。やっとフェイクのピーク到着。ここの下りで回す。なあに、ゴールはもうすぐだ。ゴールのちょい手前のドライブイン通過。道路わきでトウモロコシを焼いているお店のおばさんから、「ゴールはもうすぐよ」と声をかけてくれる。こういうのは、うれしいね。
見覚えのあるカーブが見えた。ここを曲がればゴール。カーブを曲がる。みんなが見えた。ゴールした参加者から「下ハンダンシング」のコールがでた。これに応える。なんだ、余裕あるのね俺(笑)。でも写真で見たら、またもや瀕死状態か(笑)。俺の地獄の2丁目は14時23分で終わった。
ゴールした後にタマレンジャーのメンバーの元へ行く。いやー、今回は疲れた。麦草峠の序盤戦での野灼熱地獄では、一瞬リタイヤが浮かんだよ。ゴールして恒例のカップラーメンを頂く。旨い。10km手前のエイドステーションでは、れべるさんから、ガスボンベが見つからなくて今年はラーメンなしなんて話も聞いていたから、余計にうれしい。なんと、ガスボンベは現地で調達してくれたそうです。ありがたきかなサポートである。
きゅうごさんも、数分遅れてゴール。タマレンジャー全員完走である。今のところ、去年に続き、タマレンジャーの完走率は100%なのだ。れべるさんがタマレンジャーのメンバーなので3UPでのタマレンジャーの知名度は高い。なので評判を落とすわけにはいかない。ラーメンを食べながら、タイムリミットの3時まで、ゴールしてくる参加者は待ちながら休憩。今度は帰路を考える。予定では、もぐさんと一緒に山梨の甲府あたりまで走る予定にしていたが、脚がこんな状態では、危ないのともぐさんを待たせてしまうので、今回はキャンセルさせてもらった。さて、残るは佐久平か茅野のどちらかの選択である。速い新幹線も捨てがたいがそうなると、赤羽か浮間舟渡から走る事になる。それよりは中央線で三鷹まで帰ったほうが楽であることを選択した。もぐさんは自走。これで3年連続かな?さすがブルベライダー。田口峠越えて、下仁田通過して無事家に帰ったようです。
15時をまわった時点で、3UPサポーターの方にお礼を言ってから、ぺろみっち、エロ社長さん、もぐさんが来た道を下って行く。うめさん、きゅうごさん、俺の3人で茅野に向かってダウンヒルとなった。佐久平組とは頂上でお別れ。
さすがに2,100mからの下りは寒いので、途中までウインドウブレーカーを着用する。ある程度まで下ると暑いので脱ぐ。快適に下っていく。茅野の街中に入る手前、コンビニの対面にあるジェラテリア ピッコにジェラートタイムでピットイン。ジェラートで乾杯(笑)。ジェラートタイムが過ぎると温泉タイム。俺が、これで3年続けて行くことになるアクアランド茅野に案内する。茅野の駅はお祭りをやっていた。お祭りを迂回して、温泉には16時過ぎに到着。ここで汗を流し休憩室で充分休んだ後、駅前で軽く夕食を取り20時前のあずさで、無事に帰途についた。


今回は、十石峠麦草峠で地獄を見たけど、来年は天国を見なければね。天国を見るには、毎日の積み重ねだね。週末だけの峠走りじゃ、あかんですわ(笑)。
一緒に走ったメンバーのうめさん、ぺろみっち、もぐさん、きゅうごさん、エロ社長さん、ありがとう。また、来年もかな?



最後に、2005年から、このイベントを開催して実施して、手厚いサポートをして頂いた3UPの皆様に感謝です。
本当にありがとうございました。今後もこのコースを走りきる自信が持てる限り参加していきたいと思っております。

主催の埼玉県飯能にあるサイクルハウス 三上(3UP)さんのHomepageです。アタック299のリザルト、アタック299のたくさんの写真も見れますよ。
http://www.mikami.cc/index.html