輪行袋は、自転車海苔の魔法の絨毯


輪行袋の事を「魔法の絨毯」と比喩して俺に教えてくれたのは、某女史自転車海苔。
そのまま目的地まで運んでくれてサラ脚で漕ぎ出す事ができる。車内では寝てたっていい。帰りは、ビール飲んで反省会しながら家の近くまで運んでくれる。千葉の房総半島、静岡の伊豆半島だって、輪行すれば余裕で日帰りが出来ちゃいます。要は行動範囲が広がるわけですよね。
そう、まさに魔法の絨毯だね。

自転車海苔の中では、輪行する人、輪行しない人とはっきり二つに別れている。
もし俺も高価なカーボン車を持っているとしたら、輪行する気にはなれないのでその気持はわかります。だから比較的頑丈なアルミのTREKで、躊躇することなくガンガン輪行してます。最近は、ボトルケージに輪行袋がデフォルトで持ち歩いていますから(笑)。輪行をするしないにしても、自転車海苔として一人前を名乗るなら、輪行が出来るくらいのスキルは身につけて欲しいものです。「出来てしないの」と「出来ない」のでは、意味が違うからね。

最近の俺のパターンは、早朝に家を出発して、家から40kmから60kmぐらいの峠に出没して、適当に峠を繋いで走り、時間があればお店に入ってランチを食べて、夕方には西武新宿線新狭山駅もしくは、西武池袋線稲荷山公園駅まで走るようにして、そこから家の近くの駅まで輪行しちゃうというものです。
川越、狭山近辺に住んでいる人は、俺が行く峠ならオール自走の範囲なので、ある意味うらやましいぞ。一駅二駅輪行できるもんなら、してみやがれい(笑)。

このパターンはイイ。休みの日の夕刻の混んでいる道路を気を使って通らないで済む(俺の場合は所沢近辺になるかな?)。大体、事故が起きやすいのも、疲れてきて集中力の切れたこの時間帯だしね。2002年の秋、多摩川CRで落車して骨折したのもこの時間帯でした。だから、こういった危険を避けるのも有効なのではと思います。何しろ事故は、絶対に避けたいからね。そんな意味でも、輪行を推奨する俺なのである。

最後に弟子のぺろみっちの方が俺より輪行のスキルが高い事実を報告しておこう。輪行回数は半端な数じゃないだろう。坂道をホイホイ登っていくけど、根はツーリストなのである。俺の知り合いの女性自転車海苔のゆきちゃんもポンチャンもayakoさんも輪行を躊躇なくするようで、俺の知り合いの女性自転車海苔は輪行派が多い。

写真は、モンベルの初代リンコウシート。横浜のベイサイドマリーナモンベルで廃版品を数年前に購入。現在メインで使用中。輪行袋の袋は100均で購入した袋を使用しています。

(自転車で、どこか遠くへ行こうなんて思わない人には、まったく必要のない袋になると思います)