最初っからWレバー

Calamita uno(ラグ付き) と due(ラグレス)

今やデフォルトとなっているロードの手元変速のシステム。
昔は、Wレバーのフリクションで、ガリガリいわせながらサイクリングしていたもんだ。峠道で、変速しようとすると必然的に片手ハンドルになりバランスをくずしたりしてしまうので、峠道になると変速がインナー×ローにいれっぱなしだった高校生の頃を思い出す(笑)。四半世紀以上も前の話だ。
Wレバーの良い所は、構造がSTIやエルゴと違い、構造が簡単なので壊れにくいのと、値段が安い事。ブレーキレバーとWレバーで1万もだせば、購入できるだろう。倒して破損する可能性も、ブレーキレバーの位置にある変速ユニットより低いだろう。そう、長期のツーリングには、こういうシンプルなのがベストだね。

昔の自転車映画「アメリカン・フライヤーズ」を観ると、坂道での相手への妨害工作として、並走して走っていて隣から手を伸ばして相手のWレバーを動かしてギアを重くさせて相手を遅くさせてしまうなんて、姑息な事も出来るWレバー。(実際にそんな事すれば、インターフェアになるんだろうけど、俺も、そんな昔はレースに興味はなかったので、実際に行われた事なのか映画の事の中だけなのかは、私は知らないです。ご存知の方いらしたら、教えてくださいね。)

そんな今、デフォルトでWレバーのクロモリロードレーサーがアクションスポーツからさんリリースを予定しています。俺なら、クラシカルなラグ付きモデルのUNOがいいな。9速だから改造リングを入れたコマンドが使えてしまうなんて思うのは、コマンド使いなら誰でもすぐに思うだろう。フロントはレバーで、リアだけコマンドなんてのもマニア的でゾクゾクさせてくれるね。やりたいー(笑)。

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