ロングライド その5(20070729)

猪苗代南西エリアでの田園風景 雨に打たれる前

吉本屋のおばちゃんにもらったトマト 旨かった
 
最後の休憩 コンビニで向かいの空を

ポツポツときたら、一瞬でザーっと来た。とりあえず、走りながら軒先を探して見つけて逃げ込む。ザックに防水カバーを被せ、ウインドブレーカーを着込んで走り出す。といっても、両方とも、経年劣化で防水の効き目がゼロに近く。とりあえず、寒さよけと、ザックの防水カバーは蛍光ピンクなので、後ろから来る車に目立つ様に。もちろんメットの後ろにつけた赤いLEDも点滅させる。ウインドブレーカーとザックは買い換えないとあかんなー。晴天専用でしかつかえないんじゃ、自転車で使えないもんなー。雷は鳴ってないので、走り出す。まさに滝のような雨が降ってくる。ここまでくると開き直って、もっとどんどん降ってくれと自虐的にさえなってくる。経験された方なら、そう思うでしょ?まあ夏だからね。これが真冬なら、とてもじゃないけど、雨宿りだね。50分ぐらい降られて、やっとやんだ。雨上がりの道を走るのは、あたり一面にマイナスイオンが漂っているようで、気持ち良い。雨の中を我慢して走ったご褒美だよね。白河までは残り40kmぐらい。昼食をどこにしようかなと思い走っているとセブンイレブンを見つけたのでピットイン。ちょっと体を温めようと思い、暖かいお茶を買う。おにぎりは、さっきの店で買ったのでお茶だけ。後は、吉本屋のおばちゃんにもらったトマトである。店先で、ちょっと遅めの昼食を取ります。うーん、このまま白河まで晴れてくらないかなーと思いつつ、おにぎりとトマトをほおばる。トマト、うまいねー、なんか昔の味のトマトだね。今度、店にいったら、お礼をいわなくちゃね。(予定では、9月に喜多方に行く予定。車でね(笑)。)濡れてしまった手袋が気持ち悪かったので、ここからは素手で走ります。結構、体も乾いてきて、このまま新白河の駅までレッツゴーという気分だったが、またしても雨に打たれる。ったく、本日2度目である。多少、免疫も出来ているので苦にならない(笑)。対向車から水かかるけど、関係ないぐらいである。こんな雨じゃ、怒ってもしょうがないし、減速はしてくれているからね。なんとか、こけることもなく4号に出た。後は、南下して新白河の駅を目指すのみである。交通量の多い4号を我慢して数キロ走ると新白河に到着。14時45分到着。時刻表を見ると上りの新幹線は、15時15分である。まあ、余裕かな?でも、全身びしょ濡れで、かろうじてビニール袋にいれておいたタオルだけは、乾いており、このタオルで体を拭く。着替えはないので、ジャージを一回脱いで、しぼってまた着る。でも、これで、体温で乾くんだよね(笑)。切符を買おうとして財布を見ると、一万円札が見事に濡れちまっている。財布はビニール袋に入れておいたんだけど、ちゃんとしめてなかったみたいね。駅員さんに、頭を下げて、この濡れた一万円札で切符を購入。時間を見たら、列車発射まで残り5分なり。あわただしく、ポケロケを輪行袋に詰め込み、新幹線に乗り込んで、俺の二日間に渡るロングライドは終了しました。この2回にわたる大雨で喜んでいたのは、GPSにつけた、2匹のお守りのカエルちゃんであった(笑)。やはり、お守りの効果は絶大で、無事帰る事が出来た。とりあえず、紀行文は今日で終わりね。読んでくれた皆様、ありがとう。